チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

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ジャズ

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             ジャズを楽しむ


C君は、ジャズを楽しむのが好きらしい。

私は、ジャズのことはよくわからないのだけど、トニー・ベネットが大好き!

トニー・ベネットの「人柄のよいおじさん風」なところが好きで・・・。


C君は時々、私を連れてジャズを聴きに行く。

昨日の夜は、ダウンタウンのホテルのロビーで ドリンクを飲みながら ジャズを楽しんだ。

ソファーに座って、おしゃべりしながら聞くジャズは、気取っていなくてリラックスできる。


小さい頃から、クラシック・ギターを習っていた私は、「練習しなさい!」とよく叱られたものだった。

クラシック音楽は、楽しいとは言え、真剣に取り組むものであり、

数百年間 同じ楽譜で、同じ音色を出しながら、継承され、継承していくべきもの・・・。

指使いからすべてが決まっていて、細かい技術が要求されているし、

またその通りに行わないと、きれいな音色が出ないようになっている。

リラックスなどとは、程遠い!


そんな自分の経験から、いつも音楽を聴くときは、真剣になってしまう意向がある。

その人が長年の努力でここまでつちかってきた音楽の技術や幅を考えてしまい、

自然に聴くほうも、楽しむというより、真面目に「聴かせていただいている」という気持ちが強い。


ジャズはそんな感覚を捨てさせてくれ、シャチホコバッテいる必要がない。

その場を盛り上げてくれるアクセサリーのような感じ・・・・。


本場のジャズを聴かせてくれるところがポートランドにあるらしいのだけど、

(自称)「計画性のかけている」C君は、予約を入れるという行動ができないために、

まだ、堪能させてもらっていない。


私のような田舎者は、時々都会派の仲間に入れてもらって 楽しい気持ちにさせてもらっている。