チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

ハイキング@シープ・キャニオン

8月最後の土曜日(28日)は、シープ・キャニオンという場所に ハイキングに出かけた。
 
セント・ヘレナ山を 西側から登るコースになっている。 
 
数時間かけて 8マイル (約13キロ)を 楽しみながら、ゆっくりと歩いた。
 
1980年に 大噴火を起こした時にできた地形や、自然の変化の様が見れて 非常に興味深い。
 
こんな風景は、日常では見ることができないため、驚きと感動で見とれてしまう・・・
 
 
                          前方のセント・ヘレナから 土石流が流れてきてできた地形
 
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                  噴火の時に 途中から折れた大木が 30年たった今もそのまま立っている
 
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                     まるでツマヨウジが並んでいるみたいに なぎ倒された大木たち
 
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                          土石流が流れてできた地形 (あたらしく若い木が育っている)
 
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半分まで来たところで、火山灰でできた広大な広場で 休憩。 ランチを食べた。
 
イタリアン風のチーズ入りパンに ターキーハムのサンドイッチ。 
 
絶景を眺めながらのランチは最高だ~。
 
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火山灰で ホコリだらになりながら下山したときには、もう夕日が沈もうとしていた。
 
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「私に 登れるもんなら、登って来なさい」 とでも言わんかのように 誇らしくそびえ立つセントヘレナの姿
 
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たった1日に起きた たった1回の噴火活動で、多大な変化をもたらした セント・ヘレナ山。
 
神様が、もし世界を滅ぼそうとしたら、それはいとも簡単なことなのだろう。
 
噴火の威力を見せ付けられて、神様の力の偉大さに 本当に驚いた・・・。
 
 
それにしても、30年後の現在は、山が再生しつつあり、違った美しさを見せている。
 
人間の作り出すものは、建物にしても 機械にしても 完成後は 古びたり、朽ちていくしかないのに、
 
神様の創造されるものは、死にゆくが、再生するいのちを残し、また栄える力を秘めている・・・。
 
なんと、すばらしいことなのだろう。
 
 
帰りに、車で もう一つの場所に寄ってみた。
 
セント・ヘレナを 頂上まで登る拠点となっている ビボワック。
 
そこには、明日の早朝から 頂上を目指して登山をしようという人たちが 準備をしながら キャンプをしていた。
 
セント・ヘレナの登山は、森林警備から許可を受けた人しか 登れないことになっている。
 
登れる期間が限られているため(雪などで) 半年前から申し込まなければ 許可を受けられないらしい。
 
看板で情報を集めていると、やはり、登頂するには アイスピックやヘルメットなど、
 
私たちはまだ持っていない登山の装備が必要と 注意書きがなされていた。
 
さて、さて、夫は 興味をもって将来登りたいと考えているようだが、
 
私も、ハイカーから 登山者になるときはくるのだろうか・・・・・・???