チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

大事な二人の男性達

 
日曜日 教会の後 父のお墓に行った。
 
父は1997年に72歳で オレゴンで亡くなったが、彼がよくゴルフを楽しんだゴルフ場の近くに お墓をもうけた
 
お墓といっても、火葬にして この建物に納骨されている
 
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「パパ~、来たよ~」  ここには父がいないとわかっていても 自然と声をかけてしまう・・・・
 
父が好きだったチューリップをたむけた
 
(実は好きだったのではなくて、花にあまり興味のなかった父にとって、
 
 花と言えば「チューリップ」くらいしか、知らなかったため、
 
 いつの間にか、父の花として チューリップが家族内で定着したのだった)
 
 
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この墓地は 広々していて よく管理もされているし、いつ来ても気持ちが良い
 
死んだジムが 父のために探してくれた墓地だった
 
きっと父も 気に入ってくれていることだろう・・・・
 
 
 
さて、そのすぐ後、義息子に会いに行った
 
正月休みに彼のために編んだマフラーを帽子を渡すため、彼のアルバイト先に出向く
 
喜んでプレゼントを受け取り、すぐに身に着けてみせてくれたので、写真をパチリ
 
血のつながらない関係だが、義理の親子関係。 
 
夫が不在となり、合う回数も減ったが、元気でやっている様子で安心した。
 
母にとっても アメリカの孫ができたことになり、不思議な関係だ
 
母がアメリカに来る度に会って 食事をしたりしている
 
義息子も わたし達を受け入れてくれて、付き合ってくれる優しい子だ
 
 (子なんていっても 24歳の青年なのだが)
 
 
 
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「今度 ダウンタウンで食事をしない? 
 
 こんな おばさん達と出かけるのは 嫌かも知れないけれど」 と誘ってみると
 
「じゃ~、土曜に ○○レストランはどう?」と よいところを提案してくれた
 
そんなこんなで、土曜日の夜は 3人での不思議なデートを予定している
 
 
 
父が生きていれば、新しく孫となる彼のことを 喜んで迎えて かわいがってくれただろうと思う
 
二人がこの地上で出会うことはなかったけれど
 
夫と息子は 私たちがいつも利用していた同じファミリーレストランで よく食べていたというから、
 
私たちの家族とすれ違っていたかも知れない
 
とても 不思議・・・・・・
 
神様のなさることは サプライズで満ちているなぁ・・・・・