チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

ホスピス・チャプレン研修

 
私を直接訓練してくれている臨床パートナーのジェフと ランチを取っている際に、
 
私の興味のあるチャプレンの仕事について触れた。
 
それは、「訪問ホスピス・チャプレン」
 
死期が近づいき、自宅でケアーを受けている患者さんのところを 一軒ずつ訪問して回るチャプレンの仕事だ。
 
 
 病院で毎日不特定多数の患者さんのスピリチュアル・ケアーにあたるのが 病院チャプレンの仕事だが、
 
 複数のことを一度に掛け持つことは、自分には精神的に無理ではないか、との思いを持っていたため、
 
 一人ひとりの患者さんを じっくりケアーできるほうが向いているかも・・・・・との思いだ
 
 
ジェフは、
 
「ここと同じ病院の系列で 訪問ホスピスのチャプレンをしている聖公会の女性チャプレンがいるんだが、
 
 一日でも、彼女と一緒に研修できるか、インターンシップの監督に掛け合ってみてあげよう」 と言ってくれた。
 
ジェフは親切にも、すぐに 監督からOKを取ってくれて、すぐに女性チャプレンに連絡をしてくれ、
 
2週間後に、彼女について訪問させてもらえることと あいなった。
 
 (影のようについて回るため、『シャドーイング』と言う)
 
当日は、倫理会議にも 同席さえてもらえる様子だ
 
カスタム・メイドのように、私の希望を反映して訓練をしてくれる この病院の体制には感謝。
 
 
亡くなったジムもずっと、自宅ケアーだったし、死期の近づいた患者さんたちが 
 
どんな風にスピリチュアル・ケアーを受けているのか、大変興味のあるところだ・・・・・
 
 
 
                          神学校の小さなチャペルで (1月)
 
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