東南アジア旅行 ボルネオ島 その4 マングローブの川
マングローブの川を船で見学するツアーがあったので 参加してみようと言うことになった。
送迎のミニバンに乗ったところで
「マングローブの川まで
ここから片道3時間です」 と言われ、
「え~??」 って感じだったけれど、
気を取り戻して 田舎の景色を楽しむことに・・・・
延々と続く ヤシの木畑 →
水田の近くでは 道路を歩く水牛発見!
人間は回りにおらず、2頭の水牛は
自分達だけでどこかに向かっている様子・・・・
さて、どこにいくのやら・・・・ さては脱走?
田舎の道は 舗装がよくなくて 凸凹だらけ。
きついな~・・・・・
・・・・と思っていたら、2時間経ったところで トイレ休憩。
私は 降りたトタンに ふらふら~~・・・ バランス感覚がどうやらおかしくなった様子。
車酔いしたわけではないのに、
足元がおぼつかず、急に暗いトイレに入ったら
余計まっすぐ立てなくなっている・・・ レレレ~
夫は さっそく『とうもろこし売り』を見つけて購入。
東南アジアのとうもろこしを 制覇しようとでも
考えているのか・・・・・・
ここで売り子のおばさんが 何度も
「マジョレン?」 「マジョレン?」 と聞くけど、何のことかと思っていたら、
どうやら、「マーガリンをつけましょうか?」 と言う意味であることが判明。 塩があったらもっとよかったのにな~
ふらふらになりながら 船着場に到着!
船が出るまでの待ち時間、
マングローブの木のところで 写真をば・・・・
川の中に 広がった根をはわせて
それはそれは大きな木だ・・・
私はまっすぐ歩けないため、
この細い渡し通路を歩くのが怖い・・・・・
さて、いよいよクルーズがはじまった。
クルーズと言っても
20人乗りくらいの小さなボートで
自然を見ながら 川を行き来する
簡単なもの。
数艘のボートが出された。
日本人観光客だけが乗った船もあり
日本人のおじさん おばさんたちが、
楽しそうに参加されていた。
川では 釣りをする漁民の姿が・・・ とても のどかだ~
釣りをするには 特にライセンスというものは 必要ないらしい。
おじさんが、「捕れたで~!」 と言わんばかりに、釣れた大きなエビを高くあげて 私達に見せてくれた。 ↓
船から 双眼鏡で 自然観察。
このあたりには 3種類のサルとか
ワニ、オオトカゲなどがいるという・・・・
船から時々 サルが葉っぱを食べているのが
見えるが、撮影がむずかしい~。
オナガザルの種類のサルが3匹仲良く →
見ザル・言わザル・聞かザル???
← あたりにたくさんなっていた実
現地の名前は 『ポンポン』
毒のある果物で ねずみの駆除などに使われると言う
通称 毒リンゴ
Long Nose Monkey (鼻長サル?) →
7匹の家族の群れがいた。
←Long Nose Monkeyはこんな顔。
(インターネットより)
今回は 残念ながら ワニなどは見ることができなかったけど、きれいな夕焼けを見ることができた・・・・
この後、夕食をいただいて、再び船に乗り、今度は『ほたる観賞』 があった。
ほゎ~んと飛んでいるという感じの これまでのイメージを一掃するような 蛍の群れに圧倒された!
大木全体に数百とも数千ともいえる蛍が とまっていて、チカチカと やっている!
真っ暗な川べりが クリスマスのイルミネーションさながらだ・・・・
クリスマスのライト・アップだの イルミネーションだのと 私達人間は季節になると
もっともらしくきれいに電球を飾りつけたり、わざわざ見に行ったりしているけれど、
創造主なる神様は、この世のはじめから ちゃんと蛍のイルミネーションを作られて
ご自身や私達を楽しませてくださっていたんだと、改めて思った。
リバー・クルーズは のどかで良い体験だったけど、 町から往復6時間の道のりは ちょっときつかった~!
私のふらふらは その後2日間続いて シャッキッと歩くことが出来ず、
夫につかまりながらの よいよい歩き状態だった・・・・
南国を象徴するような ヤシの木のある夕焼け