モルディブ旅行 その1
モルディブに行ってきた。
聞いたことはあったけど、どこにあるかも どんなところなのかも 何も知らなかったが、
旅行社に 「海のきれいなところに旅行したい」 と言ったら、それなら 「モルディブですね」 と言われた。
モルディブは インドの南西にある 1200もの島からなる共和国。
こんな風な島々が
花輪の形のように 連なって出来ている
海抜は もっとも高いところでも 2,4m
水面が1m上昇したら
国土の80%は水没するらしい・・・・
シンガポールからは 飛行機で4時間。
着陸前から、青々とした美しい海が見えた。 沖縄にいたとき以来だ、こんなきれいな海は・・・・・
タラップを使って飛行機を降りるのも新鮮。
小さな空港の小さな入国管理を通って出ると、
なんと すぐ外には 船着場が・・・・!
リゾート・ホテルからの迎えなど
中型ボートが 続々とつけて 客を乗せる。
モルディブならでは!?
遠い島へは 海上飛行機で 移動するようだ。
空港のある島から ホテルのボートで移動。
20分ほどで 私達の泊まるホテルのある島へ。
さて、モルディブとは どんなところなのだろう
ワクワク~!
まず、わかったことは・・・
モルディブ人は インドとスリランカに近いため
人種的にも、インド・スリランカ系の感じ。
肌の色が褐色で、割と小柄の人が多く、みんな手足が長くて ほっそりスタイルがいい。
言葉は 島によって異なるらしく 数十もの言葉がある様子。
そのため、ほとんどの モルディブ人は
自分の部族の言葉と モルディブの公用語 『ティベヒ語』 で生活をし、
ホテルの従業員などの観光関係者は 英語もできるという・・・
さて、私達の泊まる島に着いた。
こんなところには、「二度といけないだろう」との気持ちから フンパツして 水上コテージに宿をとってあった。
さんご礁で囲まれているため、島の周りは浅瀬で、満ち引きがあっても 海面は30センチほどしか変わらない。
コテージの ベランダから
すぐに海に出られるように階段までついていて、
夫は 着くやいなや
「シュノーケリングをしよう!」 と大興奮。
道具は 『借り物では自由に使えないだろうから』
と、出発前日に思い立って 購入しておいた・・・
(夫は計画ということができない人なため、
何でも直前のドタバタ劇状態・・・・)
うつくしい海へ 自由にアクセスできて
大満足の夫 →
この夏の旅行では、 ホテルのプールでしか 泳がなかった私。
一度日焼けしてしまうと、私の場合、大変なことになるので、
海で泳ぐのは モルディブまで とってあったのだ。
はじめてのシュノーケリング~!
部屋のすぐ前だというのに、顔をつけると
青や黄色や いろいろなきれいな魚がたくさんいる!!
大きなのでは 30cmほどもある オコゼ系の魚が
すぐそばを通り過ぎていき、ギョっと(魚っと)なる! (サブ)
シュノーケリングは 慣れない者にとっては
いろいろ大変・・・・
意識的に 「口で息を吸って~吐いて~」と
やならければならないし、
足のヒレも慣れないため、こむら返りになりそう。
海の流れに反して泳ごうとすると体力消耗・・・
そうこうしているうちに、非常に疲れが出て ベランダに戻ってみると 一時間が過ぎていた。
一人先に戻る私を見て、夫は 「もうやめるの~?」と 不思議そうに言う。
まるで子供のように、いつまでも 魚を探し回り、おもしろいのを見つけると 追いかけて見ていた・・・
さすがに、観光ばかりで体をもてあましていた夫は、今回ばかりは 非常に楽しんでいる様子だ。
部屋から島への渡り廊下を歩くのも
楽しみの一つ。
岩や サンゴのまわりに
小さないろいろな魚がいるのがよく見える。
滞在中は毎日こうやって
座り込んで観察していた。
自分の縄張りを守ろうとして、
他の魚を追い払う魚など 観察していて面白い。
海の中には 私達の知らないところで
ちゃんと魚達の世界があるのだ。
イカ 青い魚 1mほどの フカも・・・・
の~んびり時間の過ぎるのも忘れて 青い海を眺めるのも、人生に1度や2度くらいあってもいいかも・・・・・