チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

入院


水曜日の朝、出勤途中に自転車で転倒、骨折し、そのまま入院となってしまった夫

入院中は 「時間もできることだろうから、チャプレンをリクエストしてみようかな」なんて言っていた

ところが、痛み止めの薬を与えられているせいで、一日中 睡魔に襲われているという

どおりで、電話をかけてみても なかなか出てくれないわけだ

起きているときは 病院内のスターバックスに行って コーヒーを飲んだり、テレビを見たりしているらしいが・・・


そういえば、チャプレンとして患者さんの病室を訪問するときは、

たとえ患者さんからのリクエストであっても、睡眠中だったり、

ドクターやソーシャルワーカーが 患者さんと話をしていたりで、

なかなか 会うことができないことが多い

リクエストを受けてから24時間以内に訪問するという ポリシーがあったけれど

かなえることができない場合も たびたびだ


とはいえ、シンガポールの普通の病院には 常駐のチャプレンがいるとは思わないので

夫がたとえリクエストをしたところで 来てくれる確立は低いと思うが・・・


二日続けて、会社から同僚の人たちが お見舞いに来てくれて (ある人は数時間も)

話し相手になってくれたと聞いた

日ごろ、それほど人間関係がよいとは思っていなかった人が 駆けつけてくれて

夫は、とても感謝している様子だ


さて明日、さらなるレントゲンに似た写真を詳しく撮って ドクターと手術の話し合いをするという

何はともあれ、落ち着いて受止めているみたいなので 感謝している