チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

車椅子

アメリカに来て、車椅子をレンタルしている。
夫は家の中では、ゆっくり歩いているが、
外は車椅子を利用している。

アメリカは、バリア・フリーが徹底しているので、
どこに行くにも、とても便利だが、
まだ慣れていない私は、段取りに手間がかかってしまう。

特に車から 車椅子の出し入れをするのは大変な力仕事。
一度の外出であちこち行くとなると、
何度も車椅子を出し入れするため、腰を痛めそうだ。
それで、夫も気の毒に思ったのか、
出かける時は、2箇所だけ、と決めた。

昨日、ゴミを出していると、隣の若いご主人が、
「自分は土日は大工のアルバイトをしているから、
 玄関の外にスロープをつけてあげましょうか?」と申し出てくれた。
いつも、出入りが大変なのを見て、親切に声をかけてくれた。

ところが、夫は自分の足がまた強くなり、
車椅子が必要なくなると信じているので、
断ることにした。

ともかくアメリカは、散歩も出かけるにも、
支障はほとんどなく、快適だし、夫も気軽に出かけることができて、感謝である。