チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

階段リフト

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           ミミズ入りスープを煮出しているところ


このところ、夫は、自然療法の医者から処方された漢方のお茶と言うか、飲み物を飲んでいる。
数種類の木の皮やミミズが乾燥していて、それを2回 煮出して、1日3杯。
数日間かけて飲む。

煮出している際、いかにも「漢方薬」という感じの臭いが 家中に充満する。
味は定かではないが、夫は管を通して胃に入れればいいので、幸いだ。

最近、夫は寒さのせいか、肺の調子がよくない様子。
ほとんど日中には必要としなかった酸素マスクを 昼間もつけるようになった。
それに、すこし体力も下がっている気がする。

階段を上がるのは ほぼ無理に近くなった。
私が足を支えなければ 上れないし、上りついたところで 体力を使い果たして動けなくなる。
バランスを失いかけて、危険を感じたことも、たびたび。
疲れ果ててしまうため、夫は朝一度 2階から降りると、夜寝るときまで 上がらない。
最小限にしている。

新しいギブスが もうすぐにもできるころだが、
果たして、どれくらい 歩行が改善されるのだろうか・・・。

夫は 階段リフトをほしがっている。
階段リフトとは、階段に沿って、レールを走らせ、横向きに座ったまま 上下に動く電動リフト。
http://store.allinonemobility-shop.com/stairlifts.html
一般に足腰の弱ったお年より向けに作られているようだ。

先日から、あちらこちらに電話をかけて、検討に入った。

ソーシャルワーカーのランスは、
いつかは ALS患者は椅子にも座れなくなるので、階段リフトは お金の無駄になるという。

将来のことを言われれば、何もいえないが、「今」それを必要とする状況なのだ。
60万円ほどかかりそうだが、近いうちにつける手はずを取ろうと思っている。