汽車の旅
４時間の汽車の旅。
１９３０年代に使われていた汽車に乗って、当時の線路を走る。
お天気もすばらしく、私の心配をよそに、夫は楽しんでいた。
汽車は谷を越えて、森を抜け、果樹園（りんご、梨、チェリー）の中を走る。
ここはアメリカでも有数の梨の産地。
アメリカの消費の３０％をここで作っている。
整然と並んだりんごや梨の木が延々と続いている。
汽車は山を１時間半登っていき、山の公園に着き１時間停車、それぞれにピクニックを楽しむ。
生バンドで 心地よいミュージックも楽しめた。
そして、汽笛がなると５分後に、今度は今来た線路を１時間半かけて戻る。
紅葉で赤や黄色にそまった森の中、果樹園の中、小川の横を
ガタン・ゴトンと アンティックな汽車は 大きな音を立てながら、走る。
日常生活ではなかなか体験できないおもしろい旅となった。
ちなみに、汽車のタラップの乗り降りは、
駅員がちゃんと移動式のリフトを プラットフォームに設置してくれ、手伝ってくれた。
きちんと障害者のケアーも行き届いていて、ありがたい。
また、機会があれば、夫と美しい景色を見に出かけたいと思う。
