父の墓地
今日、夫の妹が来てくれた。
彼女は ここから１時間ほど離れたところに ご主人と（犬のベンと）２人で住んでいる。
夫は７人兄弟の真ん中。
みんな、広ーいアメリカに離れ離れになって住んでいるが、
この末の妹だけは、同じ州に住んでいるため、時々会っている。
彼女は今日、夫の見舞いというか、私と母に自由を与えるために来てくれた。
普段も、夫ひとりにして、食料品の買い物など、出かけることもよくあるが、
すぐに帰宅できる距離に制限している。
それで、彼女が もう少し安心して出かけられるようにと 留守番をかってでてくれたのだ。
それで、母と私は、帰国後まだ実現できていなかった大事なことをすることにした。
それは、父の墓参り。
私の父は、９年前に この地で亡くなり、お墓がある。
家から４０分ほど離れたところにお墓があるので、なかなか行けなくて、気になっていたのだった。
お言葉に甘えて、彼女に胃ろうへの 流動食の入れ方など簡単に説明して、出かけた。
あいにく、今日は大雨で 強い風も吹いている。
２年ぶりに訪れた父の墓地は、緑がきれいで 落ち着く。
ただ、母が、昨日から買って準備していたお花を飾ってあげるだけの ささやかな墓参りだが、
母も、やっと大事な仕事を済ませることができて、よかった。
帰りは、日本食レストランで、「きつねうどん」を食べた。
ほぼ、４ヶ月ぶりに食べたうどんは、なかなかおいしかった！
義理の妹のお陰で、久しぶりに遠くまででかけることができ、本当に感謝。
夫も、妹にＤＶＤを見せたりして、二人で静かに過ごしていたみたいだった。
さて、明日から１週間、夫の双子の妹が遊びに来る。
夫は２卵生双生児で、１１月２０日が彼らの誕生日。
半世紀生きてきたお祝いを 一緒にしようと、コロラドから飛んでくる。
また、楽しい１週間になりそうだ。
