チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

双子の再会

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            私が食べた ほうれん草トートリーニ アルフレード

今日、夫の双子の妹が コロラドからやって来た。
私が空港に迎えに行き、もう一人の末の義妹と合流してランチ。
川べの洒落たスパゲティーハウスで 3人で仲良くいただく。

久しぶりの再会を楽しみながら、双子の妹に夫のことを話し、
少し心の準備をしてもらう。

うちに着き、ハグをして再会を喜ぶふたり。
やはり、夫の痩せていたのには、驚いていたようだった。

彼女は主婦で、4人の子供を育てながら、グラフィックアーティストをしている。
持ってきたポートフォリオには、すばらしい作品がたくさん入っていた。

最近自分が手がけたアートなどを夫に見せながら、絵の説明をしたり、
夫が返事ができなくても、落ち着いて 会話をしている。

さすがに双子は、なんとなく雰囲気が違う。しっくり行っているというか・・・・。

彼らは、生まれたときから 双子という 特別な関係を大事にしていて、兄弟の中で一番仲良し。
時々、私が うらやむほどの仲良しで、日本に住んでいたときも、よく電話でやり取りをしていた。

夫が「疲れた」と言って、早めに2階に上がったとき、
義妹は私に「私の接し方、どうだった?」と気にして聞いてくる。
「大丈夫!」と答えると、安堵して、
「家にいるときは、彼のことを考えるたびに涙が出てきて、どうしようと思っていたのだけど、
 実際に会ってみたら、私、大丈夫だったわ。」と言う。

「今日、飛行機の狭い座席に座っていただけでもつらくて、きつくて、耐えられなかったのに、
 言葉も話せなくて、自由に歩けなくなって、毎日を過ごしているなんて考えられない。」

亡くなった義母の面影をたくさん残した 義妹は、ちょっとふっくらさん。
兄弟の中で、一番 優しく、文字通り、「虫も殺さない」タイプ。
こんなにおとなしいアメリカ人も珍しい。

ご主人と4人の子供たちとの日常など いろいろなことを 聞かせてくれた。

また、彼女は高校時代に1ヶ月 日本にホームステイした経験もあって、大の親日家。
「日本に行ったことで、私の人生が変わった」言っている。

私たちが、アメリカに帰国する際、たくさん「きもの」を処分したことを知って、
「知っていれば もらいたかった!」と、とても残念がっていた。

これから1週間、また双子としての新しい思い出ができることだろう。