チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

男性ホルモン

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                冷たいみぞれがシトシト・・・


4週間前、自然療法の医者・ビクトリアが、
「血液検査をして、その結果 男性ホルモンの数値が低ければ、ホルモン療法をしませんか?」と
言った。

男性ホルモン、テストステロンは、筋肉の増強に効果があるらしい。
検査の結果、夫のホルモン数値は 平均男性よりも かなり低いことがわかった。

それで、3週間前から、週に1本、皮下にとテストステロン注射を打ってもらっている。

そのせいだろうか、ここ3週間 夫の体調がとても安定しているのだ。
もちろん、手足が弱っているので、そのことはとても心配なのだが、
呼吸の面が特に 少し楽になっているように見えるし、
実際に、呼吸する際、苦しそうな表情を見せることがなくなった。
本人も、「なんだか体が楽になった気がする。」という。

もうしばらく、ホルモン療法を続けて、血液検査で ホルモン値を調べ、安定させると言う。
その上で、まだ弱いところ、バランスの悪い体質を改善させるらしい。

ALSとは、不可思議な病気だ。
何が効くか、誰にもわからない。

余談だが、
夫のお腹のチューブ(胃ろう)を固定するために、テープで貼り付けている。
そのたびに、お腹の毛がくっつき、はがすたびに、本人は痛いらしい。
夫は私に「毛のないところに テープを貼って!」と言うのだが、
「毛のないところなんてないよ!」と 冷たく言って、テープを貼る。

テストステロン注射が効けば、ますます夫は毛深くなって、
テープを剥がすのが、大変になるのだろうか??!!