チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

結婚記念日

今日 1月1日は、私たち夫婦の結婚記念日。
1985年の元旦に 私の故郷の教会で、たくさんの人々に祝福され 式を挙げてもらった。
夫が28歳、私が24歳のときのこと。(あー、若かった!)

あれから22周年となった。
最初の11年は、アメリカに、その後の10年は日本に住み、半年前にアメリカに帰国した。

もし、夫がALSにかからなければ、彼の希望通り、65歳くらいまで日本にいるはずだった。

今年は、夫が体調を壊しているため、特に何もしないままになってしまい、かわいそう。

もし、これが逆に、私が病気で、夫が元気だったなら、
彼のことだから、想像力を働かせて、何かうれしいサプライズをしてくれただろう。

でも、想像力に欠ける私のこと、日ごろの介護疲れも加わって、何もできなかった。
最近、今日は特に、夫の体調が悪い。

解毒療法もやめたほうがいいのではないだろうか・・・?

腹筋や背筋が弱っているためか、自分で起き上がることができなくなったため、
私が手を引っ張って起こしている。
頭が重くて、背もたれがなければ、そのまま 後ろにひっくりかえってしまう。

アメリカでは、お正月の祝いは さほどでもなく、
1月2日から、通常の生活にもどるため、明日からクリニックの予約が入っている。

2007年が 夫にとって よい年となるように、心から願っている。