チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

アントニオ

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            夏にデッキを作ってもらったときの写真 右がアントニオ

夏にデッキを作ってもらうため 大工さんを探していたところ、
近所のメキシカンの家族の親戚が 大工さんとのことで、格安で作ってもらった。
それがアントニオ 43歳。

アントニオは、数年前に妻と3人の子供を連れて、メキシコから移民してきた。
大きな白いトラックを持ち、大工として ジェネコンの下請けをしている様子。
休みの日に個人で 「何でも屋さん」みたいに大工仕事をしている。

おっちゃんなのに「ママには、4年会ってないから、会いたい!」といっている。
とても素直そうな人。

体形はドラム缶だけど、目がクリクリしていて赤ちゃんのよう。
赤ちゃんの時はさぞかし、かわいいベイビーだったと思われる。


先日アントニオに、「いつでもいからガレージに棚を作ってほしい」と頼んでおいたら、
今日ということになった。

朝、8時半に電話が鳴り、日曜大工用品の店に来て、
一緒に棚の板やブラケット(つっかえ)を選んでほしいという。

さっそく、店でアントニオと合流し、いろんな値段の材料の中から選ぶ。
私が材料代を払い、アントニオの日当を払うという仕組み。

11時から取り掛かって、4時ごろ完成!
ガレージの中に 白くきれいな棚がたくさんできてた。感激!

夫が亡くなったことを知っているので、
「何か困ったことがあれば いつでも電話してね。すぐに来てあげるから。」と、
ありがたい言葉を残してアントニオは帰っていった。

うちは3ベッドルームあるが、1部屋は荷物が雑然と置いてあり使えない。
でも、これで片付き、テーブルをおけば、ミシンやちょっとした書き物などができる部屋に。

さっそく、母が、荷物を片付けるように 私をせかしている。
46才になる私だが、いつまで母から 叱られ続けるのやら・・・・。
トホホ・・・。