婚約時代の思い出 5
近所の羊たち
交際していた当時、私は始めてジムにプレゼントを買った。
普段に着るポロシャツ。
ジムは、お金があまりなかったし、質素で、いつも白いワイシャツに紺か黒のズボン姿。
それで、こんなのジムに似合いそうだなと思って、買っておいたのだった。
高いものでもなんでもないが、ジムのことを考えて買ったはじめてのプレゼント。
次に会ったときに、「私からのプレゼント!」と渡した。
ジムは、とても嬉しそうに受け取ると、すぐに包装紙を開け、中を見た。
そして、シャツを見て、ひと言「Oh,No!」と否定的な言葉・・・・。
「気持ちはありがたいが、ピンクだけは 勘弁してほしい。ピンクはダメ!」という。
ピンクと言っても、誰でも着ているような 薄いピンクなのに。
ジムは 色が白く(白人なので当然か)紺や黒のズボンにも合わせやすいだろうと思ったのだ。
私は 何とか着てもらおうと、説得にかかったが、時間の無駄だった。
ジムは、「いや」なものは「いや」で、決して折れなかった。
かなり頑固であることが判明。
彼の頭の中では、男性のシャツは白系、ズボンは黒系と決まっていて、それ以外は着ないという理由。
結局、そのとき私はジムに明るい色のシャツを着せることを断念せざるを得なかった。
けれども、2、3年も一緒に生活する内に、ジムは私の洋服の選択が気に入るようになり、
彼は買い物に興味がなかったため、私の選ぶ服を喜んできてくれるようになっていった。
交際していた当時、私は始めてジムにプレゼントを買った。
普段に着るポロシャツ。
ジムは、お金があまりなかったし、質素で、いつも白いワイシャツに紺か黒のズボン姿。
それで、こんなのジムに似合いそうだなと思って、買っておいたのだった。
高いものでもなんでもないが、ジムのことを考えて買ったはじめてのプレゼント。
次に会ったときに、「私からのプレゼント!」と渡した。
ジムは、とても嬉しそうに受け取ると、すぐに包装紙を開け、中を見た。
そして、シャツを見て、ひと言「Oh,No!」と否定的な言葉・・・・。
「気持ちはありがたいが、ピンクだけは 勘弁してほしい。ピンクはダメ!」という。
ピンクと言っても、誰でも着ているような 薄いピンクなのに。
ジムは 色が白く(白人なので当然か)紺や黒のズボンにも合わせやすいだろうと思ったのだ。
私は 何とか着てもらおうと、説得にかかったが、時間の無駄だった。
ジムは、「いや」なものは「いや」で、決して折れなかった。
かなり頑固であることが判明。
彼の頭の中では、男性のシャツは白系、ズボンは黒系と決まっていて、それ以外は着ないという理由。
結局、そのとき私はジムに明るい色のシャツを着せることを断念せざるを得なかった。
けれども、2、3年も一緒に生活する内に、ジムは私の洋服の選択が気に入るようになり、
彼は買い物に興味がなかったため、私の選ぶ服を喜んできてくれるようになっていった。