チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

アメリカ到着

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                ランポーク市の ミッションで (二人の影に注目!)↑

1985年1月5日、私たちはロスアンジェルスに着いた。
前年に行なわれたロスアンジェルス・オリンピックのため、空港がかなり整備されていた印象があった。

空港には、ジムの双子の妹、マーガレットが迎えに来てくれていた。
マーガレットの第一印象は、とても優しい物腰で、虫も殺さないようなタイプの女性。
ジムの双子というにふさわしい、性格もよく似た感じの人だった。

ジムはよく「マーガレットの作るアップルパイは世界一おいしい!」とかいって、
私を嫉妬させていたが、彼女は本当に家庭的でおっとりした人。

初めて会った私をも受け入れ、とても喜んでくれた。

彼女も、数ヶ月前に、デーブと結婚したばかりの新婚さん。
カノガパーク市の借家に私たちを1週間ほど泊まらせてくれた。

ジムは、韓国、日本に来る前、ロスアンジェルスに住んでいて、
友達の家に車を預かってもらっていたため、今回は、車を受け取って、オレゴンへ北上する計画。

車は、フォルクスワーゲンの「ベッツィー」。
アメリカ人が愛車に名前をつけるなんて、始めて知って驚いた。
最初、会話に良く出てくる「ベッツィー」とは、女友達のことを言っているのだろうと
勝手に理解していたら、なんだかつじつまが合わない。
車だと聞かされて、納得がいった。

その前に、ロスアンジェルス近辺の観光をし、ハネムーンの続編を楽しんだ。

ディズニーランド、ダウンタウンなど、いくつか回った。
そして、自分が育ち、高校卒業まで過ごしたランポークにも連れて行ってくれた。

これまでは日本で、ジム本人から、ジムのことについていろいろ聞かせてもらったが、
実際に 彼の大事な人に会ったり、場所に行ったりすることができて、
より深く彼を知ることができるような気がして嬉しかった。

ジムが子供時代、お父さんや兄弟たちと一緒に農作業の奉仕をしたミッションも、とてもすてきな場所だった。