チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

ジムの両親

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1985年の1月中旬、私ははじめて、ジムの両親に会った。

私たちが車で到着すると、両親とも玄関の前に出てきてくれて、
まず、数年ぶりに会った息子、ジムに『お帰り!』と大きなハグ。
次に、始めてあった息子の日本人の嫁、リエに大きなハグをくれ、歓迎してくれた。

ジムの両親は、何はともあれ、暖かく私たちを受け入れ、とても結婚を喜んでくれたので、ひと安心。

ジムからずっと聞かされていた両親と、やっと会うことができて 嬉しかった。

ジムの両親は、ノーズダコダで戦後結婚し、仕事を求めて移り住んだカリフォルニアで家族を育てた。
退職後、ノーズダコダに似た田舎の生活を考えていたが、オレゴンに土地を買い求め、
小さな農場暮らしをやっていたのだった。

40エーカー(8万坪)の土地に牛、羊、ヤギ、鶏、ブタなどを飼っている。
小さい頃から ほとんどコンクリート整備された住宅街で育った私には、全く始めての環境。

ジムの両親は、古く小さな2ベッドルームの家を買い、
そこに大工仕事の得意な父アートが、自ら3部屋を建てまして つつましい生活を営んでいた。

明日からここで、アメリカでの生活がはじまるのだ。