チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

妹の妊娠

イメージ 1

            ニューヨークを回って帰った妹


妹たちがオレゴンに滞在していた間、妹は体調がすぐれなかった。

そこで、私たちのかかりつけの医者「ドクター・バトナー」に診察してもらった。

状況からして、妊娠しているかもしれないので検査をしようという事になった。

検査後、待合室で待っていると、ドクター・バトナーがニコニコと出てきて、

妹に近寄り、肩をぎゅっと抱いて、「おめでとう! 妊娠していますよ!」と言った。

これには、私たちもびっくり! 妹は妊娠3ヶ月だったのだ。どうりで具合が悪かったはず・・・。

それよりも、家族の写真をたくさんデスクに飾ったきれいで家庭的な雰囲気の医者のオフィスで、

思いがけず妊娠の結果を知らされたことと、ドクターのフレンドリーな対応に、妹はいたく感動した様子だった。

あのあと妹は無事に長女を産んで、そのあとも2人の女の子を産み 3人の子供を持つ母となった。


妹の話では、3人目の妊娠で地元の産婦人科に行った時、

医師から「妊娠されてるようですね。ま、おろすなら、早目におろすと言ってください。」と言われたらしい。

「アメリカのお医者さんと、ほんまにエライ違いやでぇー!」とあきれていた。

いのちを大事にする医者たるものの言うことか!!と つくづく思わされる・・・・。

姪っ子たちは それぞれ高校、中学、小学生になっているが、元気で個性的に成長してくれているので、

感謝なことだ。