チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

妹夫婦とその友達

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       左から 2人が妹の友達、妹の旦那K君、妹A、アメリカ人女性、父

我が妹Aとその旦那Kくん、そして2人の友達(Mちゃん、Tちゃん)がオレゴンに遊びに来た。

この友達2人は妹が中学からの悪友で、家族のようなもの。気心の知れた仲間同士でのオレゴン旅行だ。

今でもこの親しい関係は続いている。

彼らが来たとたん、ワイワイ・ガヤガヤ、まるで京都の実家に戻ったような錯覚を起こすほど。

何でも、来る国際線の中で、友達のMちゃんが、アメリカ人のスチゥワーデスのお姉さんに、

ピーナッツのお変わりを頼みたくて、かわいい声で「ピーナッツ、プリーズ!」と言ったのが通じたらしく、

その光景があまりにも滑稽だったとみんなで大笑い。


キャンピングカーで旅行などをして、楽しく過ごした。


彼らが滞在中、みんなでゴルフに行ったときのこと。

私はまだゴルフ初心者で、球が定まらず、どうしてもジグザグ状に打ってしまう。

木陰や、ラフにつかまり、散々のスコアーだった。

妹の旦那K君は、今でこそ気を使わない存在となったが、当時はまだお互いを知らず、気を使っていた。

特にK君にすれば、私は「自分の妻の姉」となるわけで、すごく気を使っていた模様・・・。

それに、私は妹のように愛想がよい訳でもなく、声も低いし恐れられていたのかも・・・?

ともかく、私がボールを打つたびに「おねーさん、ナイス・ショット!!」と大声をかけることを忘れず、

ボールが木陰にでも入ろうものなら、コースを走って行って、右往左往して探し回り、

「おねーさん、ここにありました! おねーさんのボールここです!!」と大声で言う。

彼は自分の球も打たなければならないわけで、自分の球と私の球の間を行ったり来たりの大騒動。

私は彼の声に疲れてしまい、最後には「もー、どーでもええヮー、ええ加減にたのむでぇー・・・」状態。

今となっては、懐かしい思い出だ。


彼らはしばらく滞在した後、K君の兄の住むニューヨークを訪ねて日本に帰った。

友達のMちゃんだけは、悩み事などもあって、「しばらくオレゴンで休暇を楽しめば?」との私たちの勧めで 3ヶ月滞在していった。

その間にMちゃんは ジムから精神的、信仰的によい影響を受けてくれ、後に日本で教会に行き、神の愛を受け入れてクリスチャンとなった。

いつもジムを慕っていてくれたので、彼が亡くなったことで、彼女もとてもショックだっただろう・・・。