チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

東京のおば

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                  完熟トマトを収穫するおばと母

母の一番上の姉がはるばる東京からオレゴンに遊びに来てくれた。


おばは、第2次世界大戦の頃から看護婦だったが、すでに退職していた。

彼女は非常に勉強家で読書が大好き。

私がまだ京都に住んでいた頃、遊びに来るときは、必ずこの旅で観光に行く場所の下調べをバッチリ。

そのためお寺や歴史的な場所に行くと、そこの歴史や話をして教えてくれるので、楽しさが倍増する。


また、おばは聞き上手。

何度でも同じ話を飽きずに聞いてくれるので、母には持って来い。

聞いてくれるどころか、「あの時の話をもう一度話してよ。」と催促までしてくれる・・・。

そして、口癖の「まったくねー!」を連発して「オホホホ!」と笑いが止まらない。


さて、おばはオレゴンに来てはじめて私たちと一緒に教会に行った。

おばの娘(私のいとこ)もすでにクリスチャンだったのだけれど、行く機会が無かったらしい。

教会で話を聞いてみて、「聖書ってこんなことが書いてある本だったのね。

知らなかったわー。まったくねー。」と 色々感じるところがあった様子だった。


おばは2週間ほどいてくれただろうか・・・。

楽しくオレゴンで時間を過ごして、東京に帰った。

彼女は日本に帰ると、さっそく近くの教会を探して通うようになり、すぐに素直に信じた。

今も熱心な信仰をもって、元気で東京に暮らしている。

また、オレゴンにも遊びにきてほしいと思うが、彼女は80歳近いので、無理かな・・・・。