チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

税金申告

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       毎日の散歩



税金申告の季節がやってきた・・・。

アメリカの税金申告は、個人・世帯ごとに必ずやらなければならない。

アメリカの申告方法は、自分でやる人も多いことと思うが、私にはとうていできない。

亡き夫は、最初はよく自分でやろうとしていたが、複雑なので「お手上げだ!」といって、税理士に任せていた。

それで、私も「自分なんかにはできない」と最初から決めて 悩まないことにした。


アメリカに帰国してから過去3年間、ボランティアによる無料の税金申告のお世話になり、助かっている。

退職した元・税理士のおばあさんたちが、パソコンでテキパキとやってくれるのだ。

会場は、ダウンタウンのバプテスト教会。

毎年、恒例のようで、電話をかけると、教会の事務所が予約を受け付けてくれる。

1月になると自分の関係している銀行や、学校、教会、さまざまの機関から 年度末の書類が届く。

それを全部持って、おもむくと、パソコンに打ち込んでくれる。

(アメリカでは、個人の宗教団体への献金も申告の際の税金緩和の対象となっていているので、

 教会が、個人の1年の献金総額を年末に文書にして送ってくれます。

 日本でも 個人の献金への税金緩和のシステムがあれば、教会献金がもっと増えるでしょうね・・・。)


私は低収入なので、過剰税金もなければ、払い戻しもほとんどない、寒々しい状況・・・。

銀行の預金からくる利子収入にかかる税金が、少しあったにはあったが、未亡人で学生なので、

免除された。ホッ!


おばあさんたちは、「E-タックス申告しておきますから、すべて終りよ。」「また来年ね!」と

1時間ほどで作業を終えた。

「あなたたちのサービスには、感謝です。本当にありがとう。」いくらお礼を言っても足りない。


本当に、助かるんだなあ、このサービスは・・・!