チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

はじめてのバックパッキング@バーント・レイク

週末、はじめてのバックパッキングに出かけた。
 
目的地は、オレゴン州、マウントフッドの森林内にある バーント・レイク Burned Lake
 
 
 
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  天候が非常によいというので、息子のNも誘った。
 
  夫と息子は、この夏 2回二人でバックパッキングを
 
  楽しんだのだが、
 
  私を一緒に連れて行くのは、今回がはじめて・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 はじめて、1泊するとあって、
 
  寝袋や、食料、水、ガスバーナーなど 運ぶのに
 
  これまでの2倍以上の重量の荷物を担ぐ・・・・
 
 
                 出発時の 余裕の笑顔 →
 
  
 
 
 
 
 往復16キロのコースだが、泊まりなので、今日は半分の8キロさえ、がんばればいい。
 
 目指すは、マウントフッドのふもとにある 湖だ。
 
 最初の4キロほどは、なだらかな上り坂で、重い荷物を担いでいても何とか いいペースで歩けた。
 
 ところが、後半に入ると 峰に向かい、スイッチバック (いわゆる登りのジグザグ)が はじまった・・・・・
 
 
 急に 空が開けたので、「もうすぐ尾根の上に出るんじゃない~?」と 言ったとたん、
 
 目の前に、バーン! と マウントフッドが姿を現した!!!
 
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 その美しさに圧倒される!
 
 今まで、いろんな角度から この山を見たけれど、今回が一番美しかった。
 
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  疲労困憊しながら登ったかいあり!
 
  夫も私も、汗をかくというより、
 
  汗が噴出すと言う感じで、
 
  もう、ビショビショ・・・・
 
 
 
 
 
 
  見てみると、湖がはるか下の方に見えた・・・・・
 
  せっかく必死で登ってきたのに、
 
  最後の1.5キロは、スリバチ状の下にある湖まで 降りなければならないなんて・・・・ トホホ
 
 
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  ・・・てことで、どんどんくだり、やっと湖に到着。
 
  バーント・レイクは、小さめの湖で、
 
  水も澄んでいてきれいだった。
 
  あまり、魚もいないようだが、
 
  ザリガニが少し見える・・・
 
  マウントフッドが 湖に映し出されて 
 
   とてもきれいだ・・・
 
 
出発して3時間で 目的地に到着。イメージ 11
 
 テントをはり、寝床を確保することになった。
 
 今日は、ここにいるのは、
 
 どうやら私たちだけの様子。
 
 湖の近くに テントをはり、
 
 お湯を沸かして食事を食べた。
 
 
 山の日の入りは早い。
 
 7時すぎには、もう真っ暗になってしまった。
 
 条例で決められているので、キャンプファイヤーはできないし・・・・寒いし・・・・
 
 そうなれば、疲れを癒すためにも 寝るしかない!
 
 
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  息子は、テントとは他に 
 
  ちょっと離れたところに、
 
  ぽっかりと空が見える状態の場所を見つけ
 
  星を見ながら寝ると言う・・・
 
 
  「へー、ぜったい無理~! 寒すぎるよ~」 と
 
  忠告するも、そのまま、おやすみなさ~い。
 
 
 
朝、風がざわざわする音と パラパラと小雨がテントに落ちる音で目が覚めた。
 
山の朝は寒い。
 
 
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   暖かい飲み物を作って
 
   楽しみながら、
 
   湖のそばを探索したり、
 
   景色を楽しんだ。
 
   こんなことは、日帰りのハイキングじゃ
 
   なかなかできない・・・・。
 
 
 
 
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  さて、11時も過ぎたので、
 
  帰路につこうかと言っていると
 
  小雨が本格的に振り出した。
 
  
  まずは、すりばちから這い上がるべく
 
  きつい坂を最初に登る。
 
  そのあとは、ほとんど下りなので、
 
  ただ、滑らないように気をつけながら、
 
  ひたすら歩き続けるのみだ・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
すりばちから登りきったところで、湖を見下ろせるところまで来た。
 
昨日の午後は、この後ろに マウントフッドが 金色に輝いて見えたのに、今日は何も見えない・・・
 
今度、バーント・レイクにお目にかかれるのは いつかな・・・
 
私の記念すべき 第1回目のバックパッキングの地として、いい思い出を作ってくれた・・・
 
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 今回のたびは、きつすぎることもなく、そうかといってチャレンジに欠けるということもなく、
 
 私にとって、ちょうどよい距離と高さだった。
 
 夫が、「何とかこのシーズンが終わる前に 私を連れて行ってあげたい」と言って、実現した。
 
 バックパッキングは、荷物が重たいという難点はあるが、
 
 1日に歩く距離をちぢめ、ペースを考えながら歩けば、可能性がどんどん広がる・・・!
 
 何といっても、「日が暮れる前に、車までもどらなくては」 という 心配をしなくていい分、
 
 ゆっくりを自然を楽しみ、会話や 景色を楽しめるのが、いいなあ・・・・・
 
 
   また、機会をみつけて、         イメージ 6
 
   バックパッキング、ぜひ行きたいと思う!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                      きれいなオレンジ色のキノコ