チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

日本のための祈り

 
いろんなところで、日本の地震と津波の犠牲者のための祈りがささげられている
 
教会でも、大学院でも 一つ一つの授業の始まる前に みんなで祈っている
 
明日は、ポートランド・ダウンタウンの中心部にある広場で
 
日本のためにキャンドルライト・メモリアルが開催されることにもなったとニュースが流れた
 
 
「家族は大丈夫でしたか?」と みんなが心配してくれ、声をかけてくれる
 
中でも特に、親身になってくれているのが、アン
 
 
アンは、ウガンダ育ちの ルワンダ人 29歳 (ツチ族)
 
1950年代に起こったツチ族の迫害の際 両親がルワンダから ウガンダに逃れ、彼女はそこで生まれた
 
 
今回の地震と津波の悲しいニュースを アメリカで見守っている私の姿を見て、
 
 祖国ルワンダのツチ族の虐殺のニュースを信じられない悲しい思いをしながら見ていた自分の体験と 
 
 ダブルってしまうらしい・・・・
 
ツチ族の虐殺は3ヶ月も続いて、多くの人が殺された
 
 
自然災害で多くの人が亡くなったのと、虐殺ではずいぶん状況は違っているし、
 
比較して見れば ルワンダの方が悲惨だったのだろう・・・
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どちらにせよ、悲しい出来事だ                 
 
アンが、「暗闇の中から 日本を立ち上がらせてください。 
 
希望を与えてください。」と一生懸命に祈ってくれた。
 
 
共に祈りあう友がいるのは、感謝なことだ。
 
                                                         美しいアン
 
 日本のために何もできないが、何か自分にできることをしたいと考えつつ、
 
 神様に導きを祈っている