スノーシューイング@トリリアム・レイク
週末が近づくと、アウトドア虫がさわぎ出していけない・・・・
夫は どこへも行かず 税金申告の作業をやると言っていたのに
金曜日の夜になると、「明日は やっぱ、山に行こう~!」 と 言うことになってしまうのだ
夫に従順な私(??)は、従うしかない
どちみち、雨前線が 2つも続けてやってくるとの予報で、 ここにいても一日中雨だろう。
それで、マウント・フッドに向けて 車を走らせた
山に入ると 吹雪いている!
視界がとても悪い
狙っていたトレイルは、
あまり知られていないものらしく、
サインもなければ、
駐車場も見つからない
これじゃ、遭難しても
発見してもらえそうにないネ
それで、急きょ 予定を変更して、
私が以前から行きたかった湖へ。
そこは、トリリアム・レイク。
ここは、景色が美しくて有名な場所。
ポートランドを紹介するポスターにも
必ず使われているほど!
でも雪のトリリアム・レイクは 初めて。
どんなんなってんのかな~
吹雪の中を 歩き始めた
広々とした原野をつきぬける ↑
ガイドブックではここは メドウ(草原)らしい
駐車場にはたくさん車があったが、
山に入ると ヒトケは少なくて ひっそりしてる
湖の周りを一周している道路が
雪のシーズンになると通行止めされて
スノーシューイングと クロスカントリーの
トレイルとなっている
4キロほど 歩いて
トリリアム・レイクが見えた
雪がやんで
こころなしか、空が明るい~
さっそく、ランチ休憩を
とることに・・・
美しい湖の前に陣取って ホッコリ
今日のメニューも おなじみサンドイッチ
最近は もっぱら セイフウェイ (スーパー)の
デリのサンドイッチにお世話になっている
今日のは、ターキーサンドイッチだよ
30分ほどの 休憩が終わり、歩き出す。
ここからは、湖に沿ったコースだ
このところ下界でも 気温が上がっているが
山も暖かくなっているのだろう
湖は ところどころ氷が解けて
湖面が顔を出している
実は、トリリアム・レイクは お天気がよいと 逆さマウントフッドが見えることで有名!
湖に マウント・フッドが 鏡のように映し出されることで知られているのだ
空も明るくなってきたし、マウント・フッドのふもとが うっすら見えている!! ↓
20分ほど 湖の周りを進んでいるうちに
西のほうから 青空が見えてきた~~~
よし!
もしかしたら、今日はラッキーかも!!
すると・・・・・・
ジャーン!
中腹は隠れたままだが、天辺の部分が 太陽に照らされて 姿を現した~
とても、きれい~!!! 5分ほどの間に 写真を30枚は撮ったかな~
全貌は見えなかったものの、大満足
しばし、感動を味わったあと、湖から離れた・・・・
(ちなみに これはどこかから借りてきた 夏の写真 →)
亡き夫ジムもここが大好きで、よく一緒に訪れたものだった・・・
さて、この辺は雪が深くて 2メートル以上はあると思われる道路標識が、 すっぽりと埋まっている
山では4m以上の雪が積もっているが、ここでさえ、地上2mのところを歩いているんだ・・・・
帰りは ほとんど一直線につづく
長い長い坂を登る・・・・・・・
およそ3.6キロ (2マイル)
また、吹雪になってきた・・・・・
でも、汗だくになりながら
いつものようにマイペース
車に戻ると、3時間半が過ぎていた
まだ、時間もはやいので、 マウント・フッドの中腹にある ティンバーライン・ロッジで
コーヒーでもしない? ということに・・・
←ツララ
このロッジは ホラー映画 「シャイニング」のロケで使われたことでも知られているが、
オレゴンにとっても 歴史的な建物。
1920年代に建てられて以来、今も人気のある場所として親しまれている。
行って見ると、ロッジは雪に閉ざされ
大きなツララが何重にも重なって下がっていた おお寒~~
1階ロビーの 暖炉で温まっていると
「写真を撮りましょうか?」と 親切な女性が声をかけてくれ
記念撮影
3階ロビーの カフェ
窓辺に座って 雪を楽しみながら
あたたかいコーヒーを
・・・・・・ああ、癒される・・・・・・・
← 3階の カフェ
← 奥に見えるレストラン
2階から3階の吹きぬけに
暖炉があり、スキー客や
ロッジのゲストがくつろいでいる
ディナー客を待つレストランでは、
グラスやナプキンが整然と
並べられていた
ここは、私たちが婚約時代、
大晦日のディナーを楽しんだ思い出の場所だ。
疲れた老体を休めたあと、
心も体もリフレッシュして 山を降りた
途中、農村風景に
きれいな虹がかかっているのが見えた。
色があまりにも くっきり見えて
「こんなにきれいな虹を見たのは 久しぶり」と
二人とも感動!
また、すばらしいスノーシューイング体験ができて 本当に楽しかった
また、気持ちを入れ替えて 勉強 がんばらんば~!