チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

面接終了

 
今日、往復4時間かけて運転し、病院でのチャプレン実習の面接に行ってきた。
 
面接は全部で2時間! ふ~
 
病院内にある小さなチャペルが面接場。
 
迎え入れられると、4人の面接官が私を待っていた。
 
4人とも 現職のチャプレン(病院の牧師)、 3人が男性で、ひとりは女性だった。
 
私も含めて5人が 椅子を円く並べて リラックスした感じで面接がはじまった。
 
 
先週 履歴書と一緒に提出してあった約20ページのエッセイをもとに、いろいろな質問がされた。
 
チャプレン実習の面接ってどんなことを聞かれるのが、見当がつかなかったけど、
 
ーなぜ、チャプレンになりたいのか。 
 
ー実習で具体的に何を体得したいと期待しているのか。
 
ーこれまでの人生で自分がもっとも精神的に成長した体験について話してください。
 
ーご主人が亡くなったときの体験から ホスピスに対する考えを述べてください。
 
ー最も最近 人の相談にのったときの体験がありますか。 どんなカウンセリングをしましたか。
 
ーあなたのエッセイの内容では 自分の欠点が○○とありましたが、チャプレンとして人と関わる際に、
 
  その弱点がどう作用すると想像するか。
 
などなど、息つぐ暇もなく、4人が代わる代わるに 質問が投げかけられてきた。
 
一生懸命答えていると、あっという間に 1時間15分が経っていた。
 
やっと終わった~と思ったのも つかの間、「次はパソコンのテストを受けてもらいます」 と言われる。 
 
え~??? 聞いてませんけど~~~!
 
 
すべてがパソコンのデータ化される病院の現状をふまえて、
 
チャプレンは 関わるすべての患者さんの霊的な状態をパソコンで記録するらしい。
 
それで、あらかじめ パソコンの技術が どの程度あるのかを テストするということだった。
 
簡単な説明を受けたあと、2種類の報告書を作成させられた。 
 
一応、問題なくパス。 ホっ!
 
 
採用になるかどうかは、来週中に書類でお知らせします。と言われ、病院をあとにした。
 
やれやれ、そんなに緊張はしなかったし 興味深い体験ができて エンジョイしたけれど、
 
一日がかりの面接となり、疲れた・・・・・
 
 
もう1件申し込んである病院からは まだ連絡がないので、明日にでも電話してみるつもり。
 
せっかく申し込んだのだから、面接ぐらいはしてほしいし、そうなればいい経験をさせてもらえると思う。
 
なんでも興味津々の私。   この際、積極的に行かなければ。 
 
おばタリアンの域だ~  (え? この言葉自体が古いって? すんません 流行についていけないもんで)
 
 
明日の 「キリスト教神学と世界の宗教」の授業では、仏教会を訪問して講義を受ける予定。
 
日本人なのに 子供のころから仏教との接点が少なくて、あまりわかっていないので恥ずかしいが、
 
(何もわかっていないアメリカ人より、少しはわかっているとは思うけど・・・)
 
ちゃんと勉強させていただこうと思う。
 
明日、講義を担当されるのは 白人のお坊さんということで、これまた 興味津々だ。