チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

予期せぬ再会

 
日曜日の午後、レストランで最後のレポートを書こうと パソコンをもって 出かけた。
 
以前、おひとり様で行って依頼だから、久しぶりの場所だ。
 
テーブルに案内されて通路を歩いていると、年配の女性が目に入った。
 
あれ? この方 どこかで知っているはずだけど・・・・・・・
 
一瞬考えて、思い出した!
 
2年前に グリーフ・シェアー(悲しみのケアー)のグループに参加されていた Lさんに間違いない。
 
とっさに、「失礼しますが、Lさんじゃないですか? お久しぶりです~!」と声をかけた。
 
あちらも 驚かれている。
 
彼女は 52年間連れ添われたご主人を癌で亡くされて、まだ間もない頃 グループに参加されて
 
会のたびに おろおろ涙されて 本当に見ている私もつらかった。
 
   そのときのブログ記事は こちら → http://blogs.yahoo.co.jp/tororogirl/50463230.html
 
 
「あれから お元気にされていましたか?」と 伺うと
 
「時々は寂しいこともあるけれど、もう大丈夫よ。 あの時は助けてくれてありがとう。」 と言われた。
 
とても明るくなられて、楽しく友達とコーヒーを楽しんでおられるところだった様子。
 
彼女は 「紹介しますわ。」と 向かいに座る同年代の女性をさして
 
「この人ね、ヘレンっていうんだけど、13歳の頃からの友達で、久しぶりに会ったのよ。
 
 家が向かい合わせだったから、よく遊んでいた仲でね。
 
 かれこれ65年以上の付き合いになるのよ。 私達も今年で80歳になったから」 と言われた。
 
そして ヘレンさんに、私のことを紹介された。
 
Lさんが私の近況について聞かれたので、夫がシンガポールに行ったことを話すと、
 
「すべて、神様が最善に導いてくださるから、あまり心配しないで 今をがんばってね。
 
 あなたにはチャプレンの仕事は パーフェクトだと私は思うわ!」 と励ましてくださった。
 
お元気そうなLさんに会うことができて、とても嬉しかったし、元気が出た。
 
 
実は、別のレストランに行こうかどうか迷ってたのだが、結局 このレストランに来て、よかった~!
 
イメージ 1
 
 
このあと、お友達のヘレンさんとLさんのお二人の写真を撮ってあげたら、とても喜ばれて、
 
ヘレンさんが、「私達、13歳のときに一緒に写真を撮ったのが最後でね、
 
 二人とも ショートパンツをはいて、ひざを出しているのよ~。
 
 二人の65年の友情を記念して、新聞社にその写真を投稿しようとしたら、
 
 Lさんが どうしても恥ずかしいからダメだと言うの。
 
 65年ぶりに 一緒に写真が撮れてよかったわ~」 と喜ばれた。
 
クリスマス前に写真を送りますから、楽しみに待っていてくださいね~~~。