チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

チャプレン研修卒業

 
5月23日水曜日、2月にはじまったインターンシップが終了した。
 
 
片道2時間の運転も、春ごろから 全く気にならなくなり、かえって田園風景を楽しむようになっていた。
 
今回が最期で、もうこの道を走ることもないのかと思うと、なんだかさびしい・・・・
 
2月3月は、土砂降りのまだ真っ暗な中を、大型トラックにはさまれながら
 
緊張して運転していたものだった。
 
 
さて、インターン終了にあたって、
 
1.まずは、スーパバイザー(プログラム監督)のケントと約一時間の個人面談をし、
 
  8ページにも渡るチャプレン・インターンとしての私への評価を 一緒に読み、内容について共に検討。
 
  監督の評価に不服・疑問点はないかなど、きちんとクリアーしてから 総合評価が渡された。
 
 
  インターンの評価は、今後の研修先やアメリカ・チャプレン協会の認定などのときの 重要書類となる。
 
 
2.次に病院側が準備した2人の面接官とミーティングをもち、
 
  この病院で行われたプログラムに対する私の意見や 改善点 問題点を聞かれた。
 
  監督の指導の仕方や 病院側の対応面で 問題点などなかったか。などなど・・・・
 
  
  評価というと、自分が成績をつけられることしか 考えていなかったが、
 
  私が病院やプログラムを評価する機会がちゃんと もうけられていたのだった。
 
 
 
面接が終わって、ロビーでリラックス。 いつものように冗談をとばしている
 
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その後、病院では私達インターン5人のために、
 
心のこもったランチとセレモニーを持って私達を送り出してくださった。
 
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いただいた立派な卒業証書
 
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この4ヶ月間、 この病院と 訓練プログラムには本当にお世話になった。
 
何も経験のない私達を 時間をかけ、一から訓練し、教育してくださった。
 
チャプレンとしての一歩を踏み出した場所、土台をつくってくれた場所だと言える。
 
すばらしい先輩チャプレンたちとの出合い、そして仲間達との出合い、
 
人生で受けたプログラムの中で もっとも充実した訓練だったと思う。
 
 
最期までやり遂げたという喜びと、すばらしい人たちとの別れのつらさで 複雑な心境だ。
 
 
大学院卒業、そしてインターン終了、ついに すべてのことが一段落した・・・・・・・   あ~~~
 
神様、ありがとうございました~~~!