チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

はじめての当直

 
チャプレン・レジデント5人に それぞれの担当ユニットが発表された。
 
私の担当は、手術、新生児のICU、出産、そして精神科内の摂食障害。
 
もう一人の仲間が 新生児の課をすごく希望していたので、てっきり彼女の担当になるとばかり思っていたため、
 
ちょっと意外~~~~!
 
 
今週から 午後はそれぞれの担当の科で時間を過ごし、看護士さんたちに自己紹介してまわったり、
 
ケアーを必要としている患者さんの病室を訪問したりし始めている。
 
 
さて、金曜日の夜、はじめて当直の仕事がまわってきた。
 
500床以上ある病院全体の緊急を要する必要に ひとりで対応しなければならない。
 
まだ、自分の担当の科にさえ、直行できず、迷いながら行っているというのに、
 
担当以外の科から要請があったら、たどり着けるのだろうか・・・・・・
 
 
ドキドキしながらの はじめての当直がはじまった。
 
こういうことは いくら心配したって、心の準備だけはできても、予定など立てられない。
 
もう一度、当直マニュアルを読んで、事務的なことだけは済ませた。
 
 
 
 
すると、ほどなく、腰につけているビーパーが 『ピッピー!』と鳴った。
 
ドキ~~~~~!!!!!!!     何が起こったのだろう!!!????
 
 
メッセージの内容を読むと、
 
「近くの地域で起きた Brush Fire (山火事とまでは行かないが、丘で起きた火事)のため、
 
 患者が救急搬送されてくることに備えて待機」 というものだった。 (External Code Triage)
 
 
結局、火が消し止められたのか、30分後には 待機命令は解消された。 ほっ・・・・・
 
 
その後、チャプレン用の ベッドルームで 緊張しながら朝まで過ごしたが、
 
結局 朝まで 呼び出しはかからなかった。 (ちゃんと睡眠もとれたよ~)
 
ああ~~、 よかった~~~
 
 
今回の当直は、緊急の要請はなかった。
 
でも、病院中で 500人以上の患者さんが 生きるための闘いを行っている。
 
 
朝、事務所に来たら、夜中の間に、数人の患者さんがチャプレンの訪問を希望しておられることをしめす
 
リクエスト要請が入っていた。(緊急ではない)
 
 
来週からは、患者さんと過ごす時間もぐんと増えるし、医療チームのミーティングにも出席するようになる。
 
わ~、圧倒されそう~!
 
 
                                           病院玄関の前 
 
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