従業員ケアー
金曜日の夜の当直は、緊急事態もなく、静かな夜だった。
でも、そのうちいつかは 夜中に呼び出され、眠れない夜が来るのだろう。
覚悟しておかなければ・・・
夜勤明けに、乳がん検査に行った。
UCLAの婦人科の女医さんや医学生達が ボランティアで土曜日を一日返上し、
UCLAで働く女性の希望者たちに、無料乳がん検査とクラスを開催してくれたのだ。
指定された別棟地下室にある 女性クリニックに行って見ると、
そこは、暖かな雰囲気をかもし出すデザインでできた、とても素敵な空間だった。
タイルや木材、コンクリートをうまく施して、なんとなく、昔風のログハウスにいるような感覚というか・・・・・
クラスでは、乳がん検診の重要性を再び確認させてもらった。
アメリカでは 8人に一人の女性が乳がんにかかると統計が出ていて、
当然のことながら、年を取ると共に 確立は高くなる。
また、ユダヤ人とヒスパニック系の女性は その他の民族と比較して、
乳がんのにかかる確率が非常に高いということは、初めて知った。
すべてが女性という参加者の中に、一人だけ若い男性(20代後半?)が参加していた。
母親と見られる (顔がそっくり!)をエスコートしてきているみたいだったが、
クラスのときに質問されるなど、積極的に参加されていたのが印象的だった。
なかなか できないことだなぁと、感心させられた。
金曜日の夜には、無料インフルエンザ予防注射も受けて、
『はやり、医療機関で働くと、いろんなお得な恩恵を受けられて、いいなあ』 と、
『ただ』という名の付くものに すぐに吸い寄せられる 貧乏根性丸出しの自分に笑える。
南カリフォルニアは、先週一時的に秋らしい気候になったけれど、
今週は、また夏に逆戻りして、ぎらぎらの一週間となりそうだ・・・・
帰りの夕焼け