チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

転職


10月に転職
ホスピス専門のチャプレンとして働くことになった

今の職場はこれまで自分で築き上げてきたところも多く
なごり惜しい気持ちもある
人間関係にも恵まれたし、患者さんたちのお役にも立てたと思う
この環境でずっと働き続けるものと 思っていた

ところが、知り合いのホスピスチャプレンから
「一人辞めることになり、空きができた。
 ぜひ、申し込んでみては」と声をかけられたのだった

慌ててポジションについて調べてみた
ホスピスはいろんな経験を積んでから 将来やってみたいと思っていた仕事

この時期に 転職するのは 自分として意外な展開だけど
思い切って申し込んでみることに・・・

すると、同じ会社内での応募者ということもあり
トントンと面接が決まり、あっという間に採用が決定した

展開の速さに、現在の職場では 施設長はじめ 皆に残念がられている
この施設の次のチャプレンを探す時間もなく、辞職となった

ちょっと後ろ髪を引かれるところもあるが・・・

チャプレン一人で約100人の患者さんに対応していたけれど、
私のもとにいた約40人のボランティアを 訓練してあり、
私がいなくても ちゃんと自動的にプログラムが回るようにしてあるし、
個人的なカウンセリングを必要とする件に関しては
退職されたもとチャプレンの方が ボランティアの中にいらっしゃるので
緊急の際のことをお願いすると、快く引き受けてくださった

あと数日で最後の日を迎え
2,3日の休みを取って、新しい職場のオリエンテーションを受ける予定

次のホスピスチャプレンの仕事は 訪問が中心
アメリカではホスピスとは施設や建物というより、
ホスピスのプログラムであり、自宅で亡くなるケースが多い

これからは 車でシアトルの患者さんの家を回るのだ

新しチーム仲間(ドクター、看護士、ソーシャルワーカー)と密な関係を築き、
患者さんとその家族のケアーにあたる

さあ、10月から 気持ちも新たに頑張るべ~!