チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

自己紹介

自己紹介

私は、2007年1月に22年間人生を共にしてきた夫・ジムを
ALSと言う難病で天国に見送りました。

私たち夫婦は、キリスト教の宣教師として11年間日本で活動していましたが、
夫ジムが難病ALSを発病したため、闘病のため2006年7月にアメリカに帰国しました。

夫は2005年2月より右足の異常を訴えるようになり、
2005年10月にALSの診断が下されました。
その間 2006年3月ごろから 嚥下障害、構音障害を起こしました。

2006年7月に 日本の方々よりあたたかな基金支援を受けて 
アメリカ、オレゴン州に帰国、2006年8月に胃ろうの手術を受けました。

信仰と希望と愛をつらぬいて闘病してたのですが、
2007年1月に(50歳で)たくさんの思い出と勇気を私に残して 天国に行きました。

このブログは、2007年1月までは、アメリカでのALS治療や 生活について、
それ以降は、彼と共に過ごした22年間の生活の思い出や、記憶について書いてます。

また、私は2007年9月より、神学の大学院に入る道が開かれ、
将来何らかの形で神のために奉仕したいと 47歳で入学を決断。
その中で、病気に苦しむ人々や その家族の心のケアーをする 
チャプレンという仕事があることを知り、
これからの自分の仕事として目標を立てました。

でも、年齢や英語のハンディーもあり、悪戦苦闘! 
神様の支えと導き、そして多くの励ましに守られて2015年5月に無事卒業。

その間 
カリフォルニア州ロス・アンジェルスのUCLA大学病院で
1年間チャプレン・レジデントとして、
またアメリカ最大の医療機関である軍病院 Veterans Affirs Healthcare System の
ポートランド病院でチャプレン・フェロー(Hospice/Palliative Care speciality)として 
1年間の訓練を受ける機会も与えられました。

また、1年間交際してきたCさんと2009年5月に再婚。
神様が 私のような者をも心に留めてくださり、
すばらしい伴侶に導いてくだったことを感謝しつつ歩んでいます。

現在は シアトルのホスピスで チャプレンとして
毎日患者さんや そのご家族の心と魂のケア―にあたっています。

このブログでは チャプレンの仕事について感じたことや、
毎日のアメリカ生活で気づいたことなど、気楽に書いています。

どうぞ、気楽にコメントを残して行ってください。
このブログを通しての出会いも大事にさせていただきたいと思っていますので、
どうぞ、よろしく!