チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

血なまぐさい事件・完結編

イメージ 1

家具屋の2人組(勝手に名づけて)「アボットとコステロ」が、ベッドを組み立て中に 
ドリルで左手を貫通してしまうと言うハデな事件を起こしてからしばらくがたった。

あのあと、家具やからベッドの組み立てに関して、待てど暮らせど連絡はなかった。
こちらから電話をすると、
「えー! まだうかがってなかったんですかー?」なんて 人事のよう。
連絡網がうまく言っていない様子だ。
よくビジネスとして成り立っているなと 怒りを通り越して 感心。
再度 電話をかけて、やっと11月1日に 来てくれる予約を取り付けた。

ピンポーンと呼び鈴を鳴らして現れたのは、アボットとコステロ兇任△辰拭
このコステロ兇気鵑蓮_?罎鬚靴臣棒とそっくり。背丈と言い、見た感じと言い・・・。

アボットは、
「遅くなってしまってすみませんでしたー。
 今日は 怪我はありませんからー。」と、冗談を言っている。

コステロ兇癲
「ノー、ノー!
 僕は自分の手が好きだから、怪我なんてしません。」と 合わせている。

コステロ気硫?罎蓮∈廼瓠⊆蟒僂鮗?韻燭里如△泙精邏箸砲鰐瓩辰討い覆い蕕靴ぁ
かわいそうだが、仕方がない。

二人は10分ほどで 作業を終え、帰っていった。

かくして、7月末に注文したベッドが、やっと11月1日に完成。
3ヶ月以上もかかっているではないか!!

日本なら考えられない状況。
課長さんか誰かが、菓子折りでももって 謝罪に現れるところだろう。

私も最初は対応に怒っていたが、
途中から どうでもよくなり、むこうがどう対応してくるか 半分楽しんでいた。

母は、
「あの落ち着きのないアボットと一緒に仕事をしていたら、誰でも怪我してしまうわ。
 アボットが悪いのよ。」と、
アボットの落ち着きのなさに すべての原因があると決め付けていた。

もう、あそこで家具を買うこともないだろうから、彼らに会うこともないだろう。
おもしろい人たち、さようなら。