チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

訪問理学療法士 ジェニファー

イメージ 1

いつもの療法士ポールさんが来られないとのことで、
朝、ジェニファーさんから「変わりに自分が行くことになりました!」と電話があった。
これまで、どの人も丁寧で、親切な人ばかりだったのに、
このジェニファーさんは、とてもぶっきらぼうで つっけんどんな感じの話し方。
「どんな人なのだろう・・・」と ちょっと気になった。

今日は、朝から夫の咳がひどく、タンが切れない。
もうすぐジェニファーが来る時間だと言うのに、ますます苦しそう。
いくら咳をしても、タンを吐き出すことができないでいた。
私も付きっきりで手伝い、吸引をしたりしていた。

今日は、キャンセルしたほうがよいかも、と思いもしたが、
そうこうしているうちに、アポイントメントの時間となって、
玄関口に、ジェニファーさんが現れた。

彼女は、背が低く太っていて、とても明るい人だった。
明るい人どころか、とても面白くて、気さくで、私たちもすっかりリラックス。
冗談を言いながら、楽しくセッションが進んだ。

今日は、予定を変更して、
タンが出たときの対策方法をいろいろと教えてくれ、
夫の希望で、私が腰を痛めずに 夫をお風呂からあげるコツを教えてくれた。

ポールのようにプロフェッショナルと言う感じではなかったが、
「かゆいところに手が届く」タイプの 具体的なアドバイスがもらえて、非常に助かった。

来週も、もしポールが来られなければ、ジェニファーがくると言っていた。
どちらにせよ、いつもよい人に囲まれて、幸せである。