チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

夫の栄養

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左から、 食前の酵素、食後の酵素、ココナッツ・オイル、キノアの粉、タンを薄めるサプリ

夫は 8月に胃ろうの手術を受けてからと言うもの、
現在に至るまで、毎日病院が支給する缶入りの流動食を摂ってきた。

ところが、体重は48キロぐらいのままで、まったく変化がない。
自然療法の医者が、体重を増やすために、
骨髄スープや、バナナミルクシェーキなど 高カロリーのものを摂るようにアドバイスしてくれた。

ALSの病院では、計算された栄養なので、缶の流動食以外は与えないようにと
厳しくアドバイスされた。
栄養のバランスが壊れると、体調管理ができなくなるからと、割と怖がらされている。

ところが、自然療法の医者は、まったく反対のことを言う。
「魚なら、缶詰の魚か、新鮮な生の魚、どちらに栄養があると思う?
 すべての栄養が入っているとは言え、缶の栄養には、命がないのよ。」と・・・。

私はどちらにも従うことができず、
これまで、ALSの病院の指導のとおり、1日6缶を摂らせ、
そのプラスアルファとして、骨髄スープやシェーキを与えてきた。

ところが、もちろんのこと、人間の胃には、食べられる量の限界がある。
基本の6缶が中心で、後のものは、摂れたり摂れなかったりの連続。

1週間前に、夫と私は、大きな決断をした。
これからは、缶をやめ、私の作る栄養食だけを摂ることに。

大病院の医者や栄養士らの言うことに逆らって、(内緒なのだが)
無名の自然療法の医者の言うことに 従うことにしたのだ。

大病院の言うことに過去4ヶ月従ったが、これといった効果はなかった。
このへんで、方向転換をすることに。

私だって、毎日の食事を 缶詰フードばかり食べろと言われたら、難しいと思う。
新鮮な野菜や、サプリで生きたいと思うのが自然だと思う。

すべての食事をブレンダーで流動食にするのは とても手間がかかり、
時々、チューブが詰まって、パニックになることもあるが、
気をつけつつ、やれるだけのことをやっていこう。