チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

腸内洗浄セラピー

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             ケールをたくさん入れた栄養骨髄スープ(スロークッカーで)

きのう、予定通り 夫のはじめての腸内洗浄を行った。

地図を見ながら探していくと、クリニックではなく 個人の家の地下室で行われていた。
セラピストのリリーは、50歳くらいのきれいな女性。
この道 21年らしい。

マクロ・バイオティックスにも詳しく、そのため日本食にもかなりの知識があった。

予想外に、このセラピーがとても大変だった。
いや、セラピーは非常にうまくいって、良かったのだが、
セラピーそのものというよりも、
古い大きな家の地下室を改造してあるため、
小さい段差が多すぎることと、段差をなんとかクリアーして車椅子を押して行っても、
戸口が狭すぎて部屋に入れない。
つかまりバーもなければ、セラピー用のベッドがとても高かった。

ウォーカーを持っていけば、問題がなかったのだろうが、
うかつにも、そこまで思いつかなかったのだった。

それで、ぐにゃぐにゃ、フラフラの夫の体を支えて 
移動させてあげなければならなかったため、夫も、私も、くたくたになってしまった。

疲労困憊とは、こういうときに使う言葉なのだろう。

帰りの車の中では、二人とも、あまりの疲労に無言だった。

ところで、セラピー後、夫はたくさんの宿便がでたためだろう、
「とてもクリーンな感じがする」といって、すっきりした様子。

聞けば、健康な人も1年に1度ぐらいは受けたほうが良いものらしい。

日本の自然治癒方の甲田光雄先生も、
著書の中で、ほとんどの病気が宿便と関係があると言われているし・・・。
1年に65ドル程度の出費なら、健康のためには 安い投資と言える。

これから週に1回 腸内洗浄をするのだが、
次回からは、クリニックを変えて 大きな施設に行くことになった。

今日は、私の肩、ひざ、背中の筋肉がバリバリだ。
病人を抱えていると、健康なものまで、体を壊してしまいそうな今日この頃。