チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

寄付

夫が亡くなって、必要のなくなったものを 2つの団体に寄付した。

ALSセンターへは、
   ベッドの手すりつかまりバー
   トイレのつかまりバー 
   バスタブのつかまりバー  
   トイレの座椅子をあげるトイレシート
   シャワー用の椅子
   コミュニケーションの機械

  ALSセンターは 夫の必要に合わせていろいろなものを貸し出してくれたりしたので、
  本当に助かった。

  これらのものも、どなたかの用になればと思う。

ノースウエスト・メディカル・ティームへは、
   流動食の缶 約150缶
   流動食を入れる 注射器 20本

  病院は、一度患者に発注した缶入り流動食は、返品できないらしく、
  ノースウエスト・メディカル・ティームを紹介してくれた。

地図を頼りに たずねてみると、そこは巨大な倉庫をもった団体だった。

缶を受け取ってくれた男性に「ここはどんな団体なのですか?」とたずねると、
「世界で災害が起こった地域に ボランティアの医療ティームを送り込んだり、
 医療品を送ったりする団体ですよ。」

「こういった缶入りのフォーミュラは、とても大事なんです。ありがとう」と教えてくれた。

帰宅して、さっそくホームページで調べてみると、すばらしい団体であることがわかった。
時々、ニュースでも取り上げられている。

夫の未使用品が 人の役にたてば、彼も喜んでくれるだろう。

それにしても、わたしなどは、自分のことだけで、精一杯であるが、
このようにまだ見ぬ人々のために活動するする彼らの愛には感動させられる。

http://nwti.convio.net/site/PageServer?pagename=homepage