チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

神のみちびき?

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                       実家の前で


私は、どちらかと言うと、男女関係、恋愛などにはうとく、
親や家族からは、「あんたは30過ぎるくらいまで、結婚はできないだろう。」と言われていた。
(うちは、関西と言うこともあり、親子で相手のことを「あんた」と呼んでいる)

恋愛ゲームが面倒と言うか、本心を隠したままで 相手の気持ちをはかりにかけて
相手がどこまで自分を思っていてくれるか、みたいなドラマを見ているだけで 疲れてしまう。
好きなら「好きです」とあっさり、すっきりと行きましょう。

私は、いつかは結婚したいとは思っていたが、
そうそうに自分にふさわしい相手には出会えないだろうと予測していた。
まず、自分の性格からして、あまりカワイゲというものがないし、愛想も悪い。

しかも、絶対に熱心なクリスチャンとしか 結婚したくない。
人生、出世や地位に興味がなく、神様を第一に生きる男性でなければならない。
向上精神があり、素直でやさしい人。

そうなると、おのずから、結婚できる確立は、低くなり、
できるとしてもそんな人に出会うまでには、時間がかかるだろう。

たとえそんな人がいたとしても、私自身が未熟すぎるし・・・・。

だから、そのうち、そういう人が現れれば、神様からの導きだろうと思っていたのだった。

そんなときに、出会ったのがジム。
ジムは まず、熱心なクリスチャンだった。
これからの人生を神様のために できることをしたいという希望に燃えていた。

そして、恋愛ゲームもなかった。
「あなたに興味があります。」と言って、ストレート直球を投げてくる。

何よりも、ジムの目が純粋だった。
彼の薄水色の目は、優しさがにじみ出ていて、恥ずかしがり屋で、澄んでいる。
その目で まっすぐに見つめられ、質問されたら、正直な答えしか出てこないと言うもの。

ジムは、ジムで、何人(なにじん)であれ 熱心なクリスチャンであり、
神様のために生きたいと思っている女性と出会うことを望んでいたのだった。

そして、なかなか自分の前ではオープンにならない日本人の女性ばかりだったのが、
ここに来て、リエという女性は、とてもオープンではないか!

それで、二人は ますます、互いへの興味を深めることとなっていった。

私は 17、18歳のころから、あることを神様に祈っていた。
それは、「将来私の夫となる人物が 世界のどこかで 生きているハズ。
その人が 今日も一日、健康で、神様のためにすばらしい日を過ごせるように。」と言うことだった。
これは、毎朝、欠かさず祈っていた。

私は聖書に出てくる 神から最初に創造されたアダムとエバがそうであったように、
私のアダムがどこかに存在し、私はその人と共に生きるために造られたと信じていた。

「神様、私のアダムはどこにいるのですか? 
 もしかして、私のアダムは、ジムなのですか?」