ジムの学業
ワシントン州 スポケーン市
数年間のブランクの後、大学に復学したジムは、大学生活になかなかなじめない様子だった。
勉強すると言う習慣がなかったので、大変だったのだろう。
宿題やレポートが出ると、すごく悩んで、時間をかけて勉強していた。
1学期が終わって、成績が出ると、ジムはとてもよい成績をとった。
ジムは、自信がなかったので、何かの間違いではないかと言っていたほど。
ある時、レポートが本人に返されて、「A」(一番高い点数)と教授の採点が書かれていた。
ジムは自分が「A」を取れるなんて思わなかったので、とても喜んでいた。
ところが、私はジムが一生懸命努力して勉強していたのを 日ごろから見ていたので、
「A」が取れて当然だと思った。
それで、ジムが喜んでいるのに、私は無神経にも「どうしてAプラスじゃなかったの?」と言ってしまった。
それには、さすがのジムもムカッと来たらしく、
「どうして、リエは一緒に喜ばずに、そんなきついことを言えるのか!?」と言って怒った。
その時、私は自分がなんと無神経な人間か気づかされて、素直に謝ったことを覚えている。
私たちには子供がいなかったが、もし子供がいたとしたら、がんばった事に対して、褒めることをせずに、
無神経なコメントを言ったりして、子供の心を傷つけてしまったことだろう・・・。
数年間のブランクの後、大学に復学したジムは、大学生活になかなかなじめない様子だった。
勉強すると言う習慣がなかったので、大変だったのだろう。
宿題やレポートが出ると、すごく悩んで、時間をかけて勉強していた。
1学期が終わって、成績が出ると、ジムはとてもよい成績をとった。
ジムは、自信がなかったので、何かの間違いではないかと言っていたほど。
ある時、レポートが本人に返されて、「A」(一番高い点数)と教授の採点が書かれていた。
ジムは自分が「A」を取れるなんて思わなかったので、とても喜んでいた。
ところが、私はジムが一生懸命努力して勉強していたのを 日ごろから見ていたので、
「A」が取れて当然だと思った。
それで、ジムが喜んでいるのに、私は無神経にも「どうしてAプラスじゃなかったの?」と言ってしまった。
それには、さすがのジムもムカッと来たらしく、
「どうして、リエは一緒に喜ばずに、そんなきついことを言えるのか!?」と言って怒った。
その時、私は自分がなんと無神経な人間か気づかされて、素直に謝ったことを覚えている。
私たちには子供がいなかったが、もし子供がいたとしたら、がんばった事に対して、褒めることをせずに、
無神経なコメントを言ったりして、子供の心を傷つけてしまったことだろう・・・。