チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

カーメル市で

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サンフランシスコを過ぎ、モントレー、カーメル市に着いた。

カーメルは当時俳優クリント・イーストウッドが市長さん。

母とジムは色々な趣味が似ているが、クリント・イーストウッド好きなのもしかり。

二人とも「ダーティー・ハリー」シリーズの大ファンである。

クリント・イーストウッドは、Hog's Breath (豚の息)という名のレストランを持っていて、
料理には、彼の映画の題名がつけられていて、面白い。

たとえば、アイガー・サンクション・バーガーなど。

母は自分が「ダーティー・ハリー・バーガー」を食べたのを今でも覚えてるらしい。

このレストランは、隠れ家のような建物で、うっそうと木の枝が空を覆うようにテラスを覆っている。

さあ、これから楽しくランチと言うときに、父が席に着こうとして後ろの女性と軽く接触した。
(足を踏んだか、ひじがすれたか、その程度のもの)

母は、アメリカ上陸以来、アメリカ男性のジェントルマン性と日本男児のマナーの無さを比較し、
ゲンナリし続けていた。

父が、とっさに「エクスキューズミー」と言えばよかったものの、
60過ぎて急にそんなことをしろと言われても無理なものは無理。

結局、無言のままになってしまったことで、母がプリプリ怒ってしまった。

うちの母は、あまり機嫌を損ねない方だが、一度損ねると大変。この事態だけは避けたい。

とりあえず、食事は終わったが、味気の無いランチとなってしまった。

日本男児よ、世界に通用するマナーを身につけよう!