チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

日本語の仕事

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ジムの神学校への進学に伴い、ポートランドに引っ越してきて、私はしばらくドッググルーミングをしていた。

これまでの3年間、日本人が全然いない町に住み、日本語を使うことがほとんどなかったが、
ここポートランドには、小さいが日本人の社会がある。

以前、『オレゴンから愛』の仕事をもらった日系旅行社もポートランドにある。

そのため、私は連絡を受けるようになり、時々犬の美容院の仕事を休んで 通訳・ガイドの仕事をするようになった。

そうしている内に、少しづつ通訳・ガイドの比率の方が多くなり、犬の美容院は辞めることに・・・・。

それから数年間は、忙しいシーズンと、そうでないシーズンのある旅行業に携わる事になった。

ちょうど両親が移住してきたので、時間的にもその方が都合がよかったと言える。


私の仕事は、・・・・・。

ポートランドは、自然の美しいところではあるものの、まだ日本人には観光地としては知られていない。

日本から訪れるのは、ほとんどが会社・企業、ビジネス関係。

会社訪問、工場見学、表敬訪問などの合間に 1日とか半日観光が入るパターンが多かった。


毎回、新しい日本人を迎え、新しい会社に訪問、新しい話題について通訳をする。

林業、不動産、建設、魚の養殖、農業、ハイテク、リサイクル、福祉ホーム、病院、ホームステイ・・・。

なんでもありだった。

これまでに 行ったことのないところに行き、入ったことの無い内部に入り、知らなかったことを学んだ。

バスに乗れば、バスガイドさながら、州や市の歴史、産業、経済、アメリカの生活についてガイドをし、
観光ガイドもした。

忙しいときは、異常に忙しく、ヒマなほきはすごくヒマ。

私の生活はとても不安定なものになっていったが、これまでできなかった大好きな洋裁や編み物もできた。

また、母と一緒に父のゴルフの生徒になって、一緒にコースを回ったりした。


ジムは、ジムで 過酷な早朝バイトをしながら大学院で勉強に励んだ。