ケニーＧ症候群
毎日「ケニーＧさんって、ホントに素晴らしいワー！」
「ケニーＧさんの髪の毛って、すてきネー！」
「ケニーＧさんのコンサート、またすぐ行きたいワー。早く調べてよー！」
「ケニーＧさんって上品やワー！」
5分おきにこんなことを言っている。
聞かされる私の身にもなってほしい・・・・。
何度、「いい加減にして」と言えども、人の話には全く耳を傾けていない。
さっそく、日本の孫にも電話でケニーＧのコンサートに行ったことを話していた。
母、「バーバねー、昨日『ケニーＧ』さんのコンサート行ってきたんやでぇー。すごくよかってん！」
孫 「へぇ、『ケニー爺さん』ってどんな人？」
母 「ケニーＧさんていう 名前やねん。」
孫 「ケニーっていう、おじいさんやろ？」
母、「ちがうねん。ケニーさんで、Ｇは ＡＢＣのＧやねん。」
お互いに話がかみ合わず、チンプンカンプン！
私に「どうしよう・・・。
やっぱり『ケニーＧさん』て言うのやめて、『さん』をぬいて『ケニーＧ』て言う事にするわ。」
とどうでもよいことを真剣に考えている・・・。
ＣＤショップに連れて行けとせがまれていたので、今日行った。
ケニーＧのセクションに 中古のＣＤがかなり出ていて、10枚ほどゲット。
信じられない安値で手に入ったので 母はご満悦だ。
さっそく、家の中のどこにいくのにもＣＤデッキを移動させて聞いている。
「早くコンサートで撮った写真プリントしてよー」とこちらの生活はお構いないしに、好きなことを言っている。
私の人生は、完全に母に振り回されている・・・・。
母の担当用に、私のクローン人間が必要だ。
最近、韓国スター「ピ」（Rain）の大ファンで、「ピ」の写真を額に入れて寝室に飾っていたが、
（ちなみに、ピの写真も、やいやいせがまれて私がインターネットからプリントアウトしてあげたもの）
すでに額の中身は ケニーＧのプロマイドに入れ替えられている・・・・。
彼女の心変わりの早さには、驚かされる・・・。
