チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

ハイキング@エルク・メドウ (エルクの平原)

 
東北から帰国して1週間がたった8月20日に ハイキングに出かけた。
 
行った先は、エルク・メドウ (エルクの平原)。
 
マウント・フッドの東側の山肌を登ったところにある。
 
標高の高いところは、7月の終わりごろまで雪で閉ざされていて 登ることができない。
 
8月にならなければ登れないところが、マウント・フッドの周りには けっこうあるのだ。
 
 
 
 
イメージ 5
 
さあ、マウント・フッドを目指して、軽快に出発。
 
「エルクが草をはむ平原とは、どんな美しいところなのだろう・・・・」 わくわくするなぁ。
 
まずは、川を越えて行く。
 
水の上にかけられた 細い丸太の橋を ゆっくりバランスを壊さないように・・・・・っと。
 
イメージ 1
 
 
 
1時間半ほど 登っていくと、エルクの平原が見えてきた~
 
マウント・フッドを真正面に見ながら、美しい平原が広がっている。
 
残念ながら、エルクは見ることができなかったけど、なんときれいなところ・・・
 
こんなところで、草を食べているなんて、エルクは贅沢だねえ~
 
 
イメージ 6
 
 
 
丸く広がるエルクの平原の外側を囲むようにしてできているトレイルを歩く。
 
ここは、ルパインという紫色の花が、腰の高さまで咲いていて、とてもきれい!
 
ルパインを書き分けるようにして トレイルを進む。
 
ほんのりと甘いルパインの香りに包まれる~~~  ああ、いい香り~
 
イメージ 7
 
イメージ 8
 
 
お腹がすいてきたので、倒れた大木に座って ランチとするか。
 
ルパインに囲まれながらの、木陰のサンドイッチは、とてもおいしく感じられた。
 
イメージ 9
 
 
ランチのあと、エルクの平原の反対側に来て見ると、ここは、オックスアイ・デイジーの花畑!
 
イメージ 10
 
 
マウント・フッドをバックにきれいな写真が撮れた~
 
イメージ 11
 
 
その後、エルクの平原を離れて、一路 マウント・フッドの側面にある峰を目指して 登りはじめた。
 
出発してから5時間後に、やっと今日の目的地に到着!
 
イメージ 12
 
 
南側には、マウント・ジェファーソンが かすかに見えた。
 
とても堂々としていて美しい。
 
また同時に、手前の尾根が幾重にも重なって 色々な緑の森の深みが見て取れて きれい・・・!
 
イメージ 2
 
 
ここまで来ると、ティンバーライン・ロッジよりも高いらしく、スキーリフトも やや下の方に見えた。
 
 
下山する前に、ちょっと岩の上に座って 足を伸ばし休憩。
 
実は、夫が足を置いている岩の向こう側は 急な崖となっているのだ~・・・・ (落ちないでね~)
 
イメージ 3
 
 
さあ、下山だ~!
 
下山は得意な私。 登りは遅いくせに、降りるのだけは速い速い~
 
夫を 置いてけぼりにして、小走りに降りていく。
 
5時間で登ったところを、2時間で降りた。
 
ハイキングは、同じ道を往復しても、下りと登りとは景色が違って見えるので、なんだかお得な気分。
 
 
イメージ 4
この日は、10マイル (16キロ)を7時間で歩いた。
 
久しぶりのハイキングは、最高に楽しかった。
 
 
夫のシンガポール転職が決まった今、これを最後にしばらくは ハイキングに行くこともないだろう。
 
まさか、これが最後のハイキングになろうとは、夢にも思わなかった・・・・
 
思えば、結婚した2年前、趣味としてはじめたハイキング。
 
二人で色んなところを歩いた。
 
最初は、2~3マイルで くたくたになっていた私達だったけど、
 
徐々に足が強くなっていって、少しずつ距離を延ばして楽しんできた。
 
 
これから、しばらく別居となり、アメリカとアジアに離れてしまうけれど、
 
いつかまた、二人でハイキングしようね。
 
 
できれば、アジアに住んでいる間に、アジアの山々も歩いてみたいね。 (ヒマラヤとか!)
 
 
カスケード山脈を散策できなくなるのは、とてもさびしいことだけど、
 
山は待っていてくれるから、お互い年をとっても 元気で山歩きを楽しみましょう。