チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

父の誕生日

 
2月7日は 亡くなった父の誕生日。
 
15年前に亡くなったのだが、生きていれば今年87歳ということになる。
 
彼は 10代で第二次世界大戦に陸軍兵として年少で入隊、台湾で終戦をむかえ、大阪に帰国。
 
その後は一時 社交ダンスの先生をしていたが、
 
母と結婚してサラリーマンに転身し、京都に落ち着き 私と妹の4人家族となった。
 
父は いわゆる出好き人間で、仕事でも遊びでも 家にじっとしていたことが無かった。
 
その割りには 家に居場所が無いということもなく、
 
しっかりテレビチャンネル権は 父が握っており、プロレスは 家族がなんと言おうと見ていたね~。
 
お陰で こっちはしっかりレスラーの名前やら、業の名前やら 覚えたワ
 
 
父は私たちが子供のころ、会社帰りに 必ずといっていいほど 手土産を買って帰ってきてくれた
 
おせんべいとかのお菓子類
 
中でも私が好きだったのは、エクレア
 
エクレアを見ると、今でも 父を連想する
 
そして、たこ焼き
 
寒い冬になると、熱いたこ焼きが食べたくなるのは 父のせいだろう・・・・
 
手土産は あまり家にいなかったことを反省して 罪滅ぼしの意味だったのか・・・・なぁ?
 
 
罪滅ぼしの延長線上か、家ではいい父親をしていた
 
若い頃の戦争話や、独身時代に買っていたメス猿の『ヒデコ』の話なんかしてくれて
 
今となれば、もっと大阪のおじいちゃんの家族ビジネスの話を聴いておけばよかった・・・・
 
 (大阪で ペルシャじゅうたんなどを扱う商家だったとか・・・
 
  多分シルクロードなんかとつながっていたりして、ロマンに満ちているわン!)
 
 
父の兄姉たちも 大阪のおばをひとり残してみんな亡くなってしまった
 
おばは 父のことを弟してとても愛していたみたいで
 
「弟である父のお墓参りに近いうちに アメリカに来たい」と言っている
 
彼女も90歳近くなる 早く実現させてあげなければ・・・・・
 
 
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                                アメリカの自宅で 家事の手伝い?
 
 
去年書いた父の思い出話を呼んでくださる方は
            ↓