チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

シンガポールの人々 その1 シャロンさん

 
何事にも興味津々の私は、できるだけ、シンガポールの人と関わってみたいと 機会を狙っている。
 
 
先日ひとりで フードコートでお昼を食べようとテーブルを探していたら 満席状態。
 
だれかと同席させてもらうしかない。
 
30代後半と見られる女性の向かいの席が空いている。
 
「座ってもいいですか?」と訪ねると、「どうぞ」と快く招いてくださった。
 
最初は 互いに黙々とお昼を食べていたのだが、「今日は暑いですね~」なんて ちょこっと話しかけてみた。
 
すると、彼女は とてもフレンドリーに話はじめた。
 
名前はシャロンさん。
 
もともとマレーシア出身の彼女は 13年前からシンガポールの会社で働く独身ウーマン。
 
お国のマレーシアには年に1-2度 ご両親に会いに帰るくらいなのだとか。
 
兄弟は末の妹をのぞいて、全員オーストラリアや韓国などの海外で活躍しているという。
 
「シンガポールに来て一人でさびしくないですか?」と聞いて見たら、
 
「私ね、シンガポールに来てから 神様を信じてクリスチャンになったから、全然さびしくないの!」 と
 
それはそれは 生き生きと語ってくれた。
 
マレーシアの両親は 自分がクリスチャンになったことに大反対だったが、
 
彼女の信仰の深さを見て 彼らもキリストを信じるようになり、
 
現在は村の教会で なくてはならないメンバーとして 喜んで生活されているという。
 
 
シャロンさんは、いくつかのシンガポールの教会を紹介してくれて、
 
私の滞在が祝福されるようにと 励ましてくださった。
 
 
どこに行っても クリスチャンに出会えることで、神の家族のすばらしさを実感させられ 感謝だなあ。
 
シャロンさんとの出合いは、とても印象深いものとなった。 
 
 
 
                                         シンガポール・リバー沿いのレストランで
 
イメージ 1