東南アジア旅行 バリ島 その3 文化
バリ島では、いくつかの伝統や文化を 見せていただいた。
そのうちの一つは おなじみのバリ・ダンス。
民族音楽に合わせて バリの昔ながらの
代表的な話が 劇化されていて
その中に、バリ・ダンスが盛り込まれていた。
やわらかい手首をクネクネと動かしながら踊る
あの独特のダンスだ。
すべての動きに意味がある様子で、
目の動きさえ 一時たりとも無駄な動きはない。
ストーリーの内容は、
永遠に続く悪と正義の戦いで、
人間が 悪霊に悪さをされたり、
のり移られたりしながら、
神にすがり力をもらうという島民のストーリー。
私の感想としては
人間が悪霊に翻弄される中、
神にすがるのだが、
あくまでも神と悪霊のレベルが同等であるために
悪霊に苦しめられる度に 神にすがるというサイクルが 物語られていた。
永遠の魂の救いは ないらしく、常に悪に取りつかれることをおびえ 平安がない・・・
ここは聖書の教えと 決定的に違っているところだ。
民族ダンスのあとは、
アーティストの村、
銀細工の村、
木工芸術の村と
すぐれた技術をほこる村に連れて行ってもらった。
細かい銀のアクセサリーを作る女性 →
バリの人は 家の門構えにも
非常に細かな細工がなされていて
起用で 美を追求する人々なのだと 感じる。
陶芸も盛んのようで、
ツボや仏像を作る店や工房がたくさんあり、
1日観光して回っただけで
数万の仏像が並べられ売られていた。
思わず、
「京都で生まれ育った私でさえ、
こんなにたくさんの仏像を一度に見たのは
初めてよ~」 と つぶやいた。
ホテルのデスクランプも
きれいな民族人形をあしらったもの →
バリは、文化・伝統を保存する努力をしたり大事にしているというよりは、
生活そのものが 文化・伝統なのだと言う感じがした。
やしの木より高いビルを建ててはならないという 条例があるというが、島には 高層ビル群もないし、
これまでに行ったことのある場所とは 全然 雰囲気が違っていた。
人も タイのバンコックに比べて 親切なような気がしたのは 気のせいだろうか・・・・。