東南アジア旅行 カンボジア その2 伝統芸能
カンボジアでは、2つの伝統芸能を見せていただいた。
夕食をいただきながらの 観光客のためにセットアップされた 舞踊ショー。
行った先々で地ビールを楽しむ夫 今回のビールは その名も『アンコール』
農民の作業を描いたダンス
伝統的なダンスは、バリのダンスと
よく似ている感じがしたが、
一番の違いは 足を後ろに上げるところ~!
バリ・ダンスでは 決して足を上げず、
かえって沖縄の宮中舞踊のように
すり足だったが、 カンボジアのダンスは
ゆっくりと しかもかなり高く
足を後ろに蹴り上げるところが特徴的だった。
手がくねくねなっているところは、
ガイドさんの説明では 蛇の動きを
をまねているのだという。
民話による カンボジアの建国神話では、
インドから来た王子が 半神半蛇の美しい王女と結婚して 国を興したとされているらしく、
蛇は カンボジア人の祖先につながる よい印象としての動物のようだ。
人魚の神のダンス ↓
若い漁民の男女が 作業をしながら恋愛するストーリー描いたダンス ↓
ゴージャスな衣装の伝統ダンス ↓
別の日には、カンボジアで有名な影絵のショーも見せていただいた。
15分ほどの民話ストーリーが 4本立てになっている。
農民らが禁止されている闘牛をして 役人に逮捕される話 ↓
失礼して 舞台の後ろを見せてもらうと・・・・
このグループは 伝統文化を継承する ティーン・エイジャーの若者達が 熱演していた。
人形を扱っていない人は 台詞や歌の担当の様子・・・ ↓
舞台のそででは、生演奏 ↓
お話の中では、歌もあり・・・・
カンボジアの音楽は とても優しい感じのメロディーだった。
王様の第一夫人の息子が王位を継承することとなり、ねたんだ第3夫人が誘拐されるストーリー
特にこの話は 有名で 寺院の壁画にも描かれていた
きれいな伝統衣装を着た ダンサー達と ↓
ポルポト政権下で 多くの文化財産を失ったカンボジアは それを取り戻し、
後の世代に継承する努力や 取り組みがなされている様子だった。
そういえば、カンボジアの料理も大事な文化の一つだと思うが、
アメリカでは、タイ料理、インド料理、中華料理、ギリシャ料理 などなど国際色豊かなレストラン業界だけど
カンボジア料理というのは あまり聞いたことがないような・・・・・・
ガイドさんに言わせると、カンボジア人は自分達のことを外に向けて発信するのが下手な民族性なのだとか・・・
アンコール・ワットの調査なども カンボジア人考古学者や研究者により かなり詳しく行われているが、
ドキュメントしたり、記録したり、それを発表したりするのが不得手なため、
かえって外国の文献などから 学ばざるをえないようなことが多いという・・・・
カンボジアの人たちは 大人しく つつましやかなのかしら・・・?