チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

速くも 1ヶ月

 
9月ももう終わり。
 
さすがにロス・アンジェルスにも 秋らしい季節が訪れつつある。
 
朝夕が かなり涼しくなってきたのだ。(日中はまだまだ暑いけれど・・・・・・・)
 
仕事がはじまって 瞬く間に1ヶ月が過ぎた。・・・・というか過ぎ去った。 ・・・・というか駆け抜けていった・・・・・!
 
チャプレンとしては、まだまだ駆け出しで、気が遠くなるほどの成長が必要だけれど、
 
今のところは、大きな失敗もなく(!!) 無事にここまでくることができ、感謝。
 
 
1ヶ月を記念して、というのも大げさな話だが、はじめて一人で近所のスタバに来て このブログを書いている。
 
さきほど、月曜日提出の課題を書き終えに フラペチーノを飲みに来たのだ。
 
この1ヶ月 職場とアパートの行き来だけの生活だったが、
 
時間にはそれほど余裕はないものの、気持ちに余裕が出てきたのか、
 
リラックスできるカフェなど、出かけるところを増やしてみたいなどと、考えるようになった・・・・。
 
 
先週は、走り回ることが多くて、体力的にクタクタになり、
 
金曜日には なんだか一日 頭がボーっとなっていたが、そのまま夜勤に突入。
 
神様の哀れみか、夜通し緊急事態もなく、無事に今朝 勤務を終了できた。
 
よし、今夜はゆっくり シーザー・ミランの 『ドッグ・ウィスパラー』 を見てやるぞ~~~!!
 
リラックスにも、こんなに意気込んでいたら、リラックスになるのんかいな・・・・・?
 
 
先週の印象に残った 患者さんの話。
 
20代そこそこの青年が、交通事故で私の担当する課に入院されてきた。
 
大たい骨や 肋骨数本など ひどい骨折で、打ち所が悪ければ 致命的だった模様。
 
さぞ、痛みに苦しんでおられるのだろうと 勝手な予想をしながら 部屋を訪ねてみると、
 
彼は、すがすがしい笑顔で いすに座り、私の訪問を喜んでくれた。
 
「事故にあって、自分の人生にとってなにが大事か よくわかりました!
 
 事故前は 人生が思うように行かないと落ち込んで、人から遠ざかり、家族にいやな思いをさせてました。
 
 でも、命拾いをして、何であんなことで悩んでいたんだろう、悩みが吹っ飛んだんです!
 
 座れるし、立てるし、リハビリすれば歩けるようにもなる!
 
 母親と兄弟、友達に電話して、これまでのことを誤りました。
 
 これから、やり直します!
 
 もう、どんな小さなことも、感謝で、感謝で うれしくてたまらないんです!!!!」
 
 
自分の喜びをどう表現すればよいのか 言葉がわからないかのように、彼は喜びを笑顔で表現。
 
聞いている私も、感動して 鳥ハダが立ちっぱなしの状態だった。
 
励まそうと思っていたら、反対にこちらの方が励まされて、大感激。
 
 
もちろん、悲しいケースもたくさんあるけれど、
 
この青年の話は とても印象に残って、こちらも 自分の人生を見直す機会になった。
 
 
来週は、倫理会議の出席がある。
 
どんな一週間になるのかな・・・・・
 
ワクワク・どきどき、 そして クタクタ・・・・・・  でも少しずつであっても、前進~!
 
 
さあ、アパートに帰って、シーザー・ミラン、観るど~!
 
 
                                          大学病院内を走っている バス (かわゆい!)
 
イメージ 1