チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

めまぐるしい一週間

 
2週間のオリエンテーションが一通り終わって、先週から仕事がはじまった。
 
仕事と言っても、チャプレン研修のセミナーや勉強会と同時進行しており、
 
週に3日、それぞれ約3時間 チャプレンとして成長できるための勉強がある。
 
 
病室での 患者さんへの霊的ケアーもさることながら、
 
治療プランの会議に出席したり、
 
摂食障害の患者さんのための 霊的なグループセッションの指導、
 
月に一回の それぞれの科の看護士たちの心のケアー
 
  (・・・・ と言っても、これは チャプレンがハーブティーとおいしいクッキーを用意して
  
    リラックスした雰囲気の中で 一息入れてもらうと言う楽しい催しで、むずかしくない)
 
先週、これから1年の典型的なリズムとも言える一週間を過ごした。
 
 
慣れるのにはすごく時間がかかりそうだが、
 
このプログラムは私をすごく成長させてくれると 実感する。
 
 
先週、もっとも心に残ったできごとは、
 
手術室に入る前の30歳の独身男性が チャプレンに祈ってほしいとのリクエストをされ、
 
準備室で手術の成功と その後の速い回復を一緒に祈ったことだった。
 
その患者さんは、何度も大きな手術を受けてこられ、今回も5時間の大手術。
 
祈っている間も 痛みに堪えながらの祈られていたみたいで、
 
私の手をぎゅっと強く握って、その必死さが伝わってきた。
 
今頃は病室で休まれていることだろう。
 
 
さて、来週はどんな週になるのだろう。
 
ワクワク・ドキドキだ~!