チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

バンドゥン動物園


バンドゥン動物園に行ってみた

インターネットで検索してみると 徒歩で行ける距離にある

オンラインでの評価内容を見ると、清潔さや 設備面から見ると、あまりお勧めではないというイメージが・・・・

それはそれで、覚悟して 行ってみることに


やはり、設備的には 他の動物園にはかなわないところがいっぱい

さびた柵だったり、歩道がぬかるみだったり・・・・

でも、どこかなつかしいというか、日本の昔の動物園を思わせる雰囲気が・・・・・

お猿さんとか、動物たちに 客がピーナッツなどのえさやお菓子を 与えてもいいようで、

柵に近づくと、動物が寄ってくるのだ (何ももっていないのに)


いまどきの西洋の動物園では 決して客がえさをやるということなどないため

動物は 当然、客と関わってくることはまずない


初めて数十センチの距離で 観察できたペリカン  目が異様にきれいで印象的だった

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この人は動物園が大好き どの柵の中も 時間をかけてじっくり観察・・・

その間、私はやぶ蚊の襲撃を受けていた・・・・

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そうこうしているうちに、またしても土砂降りのスコールが~!!!

穴だらけのトタン屋根の下で 約1時間立ち往生

雨風がひどくて、家族連れもずぶ濡れだ


すると、動物たちが 雨に反応して 動き出した~!

大きな鳥たちは ギャーギャーと 悲鳴のような鳴き声を出して 飛び回るし、

サルたちも ピョンピョンやりだした

それで、雨宿りをする人たちを尻目に、私たちは 持っていた傘をさして 

(さしてもささなくても同じ感じで濡れるが) 見学を続けることにした 



夫を見ると奥からでてきて 真正面にきて じっとたたずみ 夫と見詰め合うオランウータン   

白人がめずらしいのかな?

それとも 自然保護に熱い思いを持っている夫の気持ちが わかるのだろうか・・・・

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ベンガル・タイガー  (なかなか自然界では 見られないそうだ)

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象は柵という柵がなく、簡単な囲いの中で 足をつながれていただけ

子供連れの家族が お菓子を与えていた

飼育係もいない中、象にさわるなんて、アメリカではありえない

すごく、管理がのほほんとしているので 驚いた

入場料が1ドルほどと、すごく安かったので、

「入場料もう少し上げて、設備投資すればいいのに・・・」というのが私の感想



さて、ホテルへの帰り道は、乗り合いバス(?)に挑戦してみた

町をあるいていると、そうとう数のバス用に改造された乗り合いバスのようなものが 走っていて

毎日 歩いていると 「乗っていく?」って感じで いつもクラクションをならされた

でも、バス停などなく、システムや 行き先などどうすればわかるのか 見当もつかない

見ているとドアの無い(開いたままの)状態でバンがスピードをゆるめたと思うと、客がすっと乗り込んでいる

町中にこのバンが走っているのだ

若い高校生風の女の子も一人で乗っているところを見ると、危険ということは無い様子


動物園の出口にたまたま止まっていたバンの運転手に ホテルの名を告げると

言葉はわからないが、「そっちの方、行くよ、乗りな」 という感じのそぶりをする

本当に通じているのかどうかわからないが、冒険だ

運賃を聞くと 2本指を出している (一人2ドルくらいかな) と勝手に検討をつけた

バンの中の様子

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最初は私たち夫婦だけだったが、途中 スピードをゆるめて またひょいと おじさんが乗ってきた

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しばらく行くと ホテルの近くに来た

夫が 一人2ドル払おうとすると、「No, No!  2000ルピア」  一人20円???  ああ~ 安い~~~

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おもしろい冒険だった